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過去記事(いまさらだけど… Toyota GR Supra 試乗)

本内容は前ブログに2020年8月7日に掲載していた内容のアーカイブです。

いまさらだけど…

表題の通りだが7/18,19に行われた、Super GT初戦(富士スピードウェイ)の結果は、GT500,GT300ともにGR Supra(BS)が勝利した。
新車両が投入された年は、その車両が総合優勝をかざる!というSuper GTの歴史の通りにことが進んでいるように思われる。

さて、去年の段階で今期(2020年)はLC500からGR Supraに変更されることがわかっていたため、市販車両のSZ-R(ミドルグレード)をレンタルして試乗・テストを今年の春(3月中旬)に行っていた。

VLOG用のテスト素材としてyoutubeにアップをしている

 

GR Supra 試乗・テストレビュー

できることならサーキット走行も行って、よりSuper GTに近い環境で評価ができればよかったのだが、レンタル車両はサーキット走行が禁止されており、それはかなわなかった。
実際にサーキット走行ができたとしても、窓より下はバケモノ仕様にカスタムされているため、参考になることは少ないのかもしれない。

そのため、一般・高速・峠を含む約1000km走り込んだ結果について、アマチュアフィーリングを綴りたいと思う。

 

どこでレンタルできる?いくらくらい?

トヨタレンタリースで取り扱いをしており、私は新埼玉(大宮)でレンタルした。
料金体制は次の通り、
 ・6時間まで 18,700円
 ・12時間まで 25,300円
 ・24時間まで 31,900円
 ・以降24h毎 23,100円
 ・超過料金  3,300円/h

レンタル時間が長ければ長いほどお得なのだが、お店側の手間を考えれば納得!
ちなみに私は、48hレンタルしてトコトン遊びつくした(笑

レンタルサイトへのリンク

 

一般道の走行性能は?

スポーツカーって乗り味が悪くて道の悪い日本には適さないのでは?という印象もあると思うのだけど、そのようなことは全くなかった。メーカーがしっかりと実験・試験を行って部品を選び抜いた結果であるのだろう。

これはいわゆる「チューンは性能を高め、カスタムは性能を落とす」ということに納得のできる車両であった。
私自身つい最近まで50FUGAを所有して、ホイールのインチアップと車高調整を入れてシャコタンツライチでドレスアップして遊んでいたが、減衰比を最高に固くしていたためちょっとした路面ギャップ(道路のへこみなど)をピーキーに拾っていた。運転者は良くても、同乗者は酔ってしまうのではないか?笑
ダウンサスは車高調よりもピーキーになることをここに付け加えておく(笑

高速自動車道の走行性能は?

今回は新東名を使ったので、試験区間では120km/hまで出すことができた。

高速性能はさすがスポーツカーと言わざるを得ない。
ボディ剛性が高く、低重心であることによりスピードを出しても安心して乗れるし、車線の移動もキビキビ可能である。路面に何かものが落ちていたり、路面のつなぎ目を通過しても、サスペンションが十分にギャップを吸収してくれて不安を感じなかった。

カスタム車両ではどちらかを犠牲にしなければ、どちらも失うことになる。
やはりカスタムは自己満足の世界であった…

また、ターボを搭載している2L直4エンジンは追い越しなどで速度を上げるときに、アクセルを開ければ開けただけ加速をしてくれる印象で、ラグも感じられずアクセルもピーキーでないのでアクセルワークの疲労度は少なく快適だ!

峠の走行性能は?

重力に逆らって重量のあるものを低いところから高いところへ移動させるため、まずは十分なエンジンパワーが必要であるが、2L直4ターボエンジンからは258PSを発生させることができ、アマチュアには持て余すほどのパワーを持っている。

また、コーナーの安定感も非常に高い。これはボディ剛性が高いため車両のねじれが少ないことと、電子制御が入ることでアンダーを抑制してくれるためである。

下りは8速ATをMTシフトにしてエンジンブレーキを多用しながら、前後330mmのディスクブレーキを使うことで速度を正確にコントロールできるためゆっくりも走れるが、普段はできない速度でコーナーへ侵入も可能だ。
とはいえ、無茶をすればトラブルになりかねないので徐々に調整しよう!笑

インテリア・エクステリアは?

まさにBMWと言わざるを得ないインパネやスイッチ類のデザインと操作のしずらさ…

筆者はジャーマンレイアウトが好みではない…
シフトバイワイヤは慣れるまで大変!
シートの調整幅は他の2シーターに負けない トランクスルーは非常に便利!

 

外装デザインは力を入れており、現行Z4とは別物感があり良い

エアインテークはダミー
DIYで穴開けて風を通す?笑

 

総評

BMWと共同開発の車両であるが、ほぼZ4であるGR Supra。
DやMレンジ入れるのに(慣れるまで)一苦労するが、動き出せばどこへ行くにも完璧な一台であると実感した。

走りを楽しむなら、最新のスポーツカーを選択することが一番お金がかからないのだろう。

 

最後に

Super GTの今シーズンは、富士スピードウェイを残り3戦走ることになっており、初戦の様子からもGR Supraの活躍が期待できる。
その他のコースでもGR Supraの活躍から目を離せられない!

そして次戦はこの週末(8/8,9)にまた富士スピードウェイで行われる。
その前に何とか記事を書いてみたが…笑

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