本内容は前ブログに2020年5月24日に掲載していた内容のアーカイブです。
with COVID-19世界への備え
日本全国で長く続いた新型ウイルスによって強いられた、「ステイホーム」も早ければ明日(5/25)にも全面解除となる。
緊急事態宣言解除の判断基準である「人口10万人当たり0.5人程度以下であること」としているが、政府が国民を説得するための材料をうまく調整しているとしか思えない。
とはいえ、政府の言い分もわかる。
約1.5か月も経済活動を止めて(制限して)きたため、活動を再開しなければ日本経済を維持することができないためのやむをえない判断であるためである。
では、なぜ私がこれほど宣言解除を嫌っているかというと、上記の危うい説得材料だけで来週火曜日から通勤ラッシュの電車に乗り、会社へ通勤して経済活動を再開してもホントに良いのか?という疑問がぬぐい切れないからだ。
政府の考えでは、「GWから2週間が経つため、感染者は発症しているだろう」として「その数は10万人あたりOO人だから大丈夫だ」ということである。
しかし、長期休暇での移動は制限したが、通常の生活は行っていた。さらに、GW後も「通常の生活」と「テレワークのできない一部の人や人数を調整して出勤をしていたサラリーマン」がいたことから、ホストだが発症していない人が少なからず存在する。
また、症状が軽症で、感染者として数に含まれていない人もいるはずだ。
さらにこれはごく一部であると思われるが、スーパースプレッダー(この場合、耐性者と無症状の意味)の存在も忘れてはならない。
上記のことより、都内へ電車で通勤している立場として、通勤への不安はぬぐい切れないのが現状である。
自分の身は自分で守る!
前項のことから、「政府判断で制限解除」と「会社個々での判断」で最悪の場合、来週火曜日(5/26)から満員電車での通勤を強制されることが想定される。
そうなってしまった際に第2波の被害者にならないためにも「自分の身は自分で守る」対策・方法を考えなければならない。
手洗い・うがいなどの基本的なことは書かない。
ここでは、大人数で密になる空間つまり「通勤電車」を回避することについて考えたい。
回避する方法としては、「ピーク時を避ける」と「電車を使用しない」ことが考えられる。
それぞれのメリット・デメリットを整理しよう。
「ピーク時を避ける」ことのメリット
・電車が利用できるため、通勤疲労をこれまでと同じに維持できる
「ピーク時を避ける」ことのデメリット
・生活リズムが変わることへのストレス
・ピークを避けても人と接触するため、常にリスクと隣り合わせのストレス
会社個々の判断にかかってくるが、やはりリスクがあり、それに伴うストレスがあるため心身ともに疲弊してしまい良くない。
身を守る最適解とは
やはり通勤に電車を利用しないことが一番良いと筆者は判断する。
電車をやめた際の別の通勤方法として、車・バイク・自転車・徒歩(ラン)があるが、自転車が一番であると考える。
自転車通勤にすることで、「感染リスク回避によりストレス減少できる」「出勤をワークアウトにできる」の2つが大きなメリットである。
なかでもワークアウトにしてしまおう!というのがポイントで、オン/オフともに在宅を強いられて怠けたカラダへのテコ入れには最適な有酸素運動であるからだ。
自転車はしばらく運動をしていないお怠けさんたちでもケガや故障へのリスクの少ない乗り物・運動であり、徒歩・ランニングに比べて簡単に距離を移動できる。
さらにロードバイクなら、道にもよるが片道20kmほどを1時間で移動できてしまう。
そして、ワークアウトを取り入れることにより、血のめぐりが良くなり、脳内を新鮮な酸素を含んだ血液で満たすことができると、脳細胞が増加する(これをニューロン新生という)
脳細胞が増えるということは、細胞同士をつなぐ部分(シナプス)を太く・強くすることができ、情報伝達速度が向上する。さらに脳の海馬という記憶を管理する部分の衰えを抑制し、逆に増加させることも可能である。
能書きは以上にして、走ることで脳がリフレッシュした状態で取り組めるということと、走りながら考えることで普段とは違った視点からの発想が浮かぶため、自転車(ロードバイク)はおすすめしたい。
念には念を
そんな利点の多い自転車だが、事故リスクについて頭に入れておかなければならない。
電車では直接的な影響はなく、電車が遅延するくらいで済むだろう。しかし、自転車の場合は何かに接触すれば簡単にケガもするし、最悪の場合は加害者になることもある。
そこのこと踏まえて、「最適な装備の着用」と「走行する場所に適したスピードで走ること」そして万が一に備えて「任意保険へ加入する」ことが必要である。
最後に
今回の記事は、30代独身男性ロードバイク所有者による独断と偏見が先行した、COVID-19の第2波に巻き込まれないための対策方法の一例を示した。
ご自身の環境に適した通勤方法をよく検討したうえで各々対策を取り、第2波に巻き込まれない備えをして頂ければと思う。
ここまで個人的に対策を講じても、無関心なヤツが同じフロアにいれば元も子もなくなる。その場合、環境を変えることも検討し我が身を守らなければならないだろう。