イントロ
今回はこのツイートについて深堀りしていきます。
人間は脳の10%ほどしか使っていないというのは嘘です!
それは脳が委縮や損傷し能力が失われてしまったときに、そのほかの個所で補うことができれば一時的で済みますが、現実はその欠損部位によって様々な後遺症が残ると科学的に証明されているからです。
それでは、脳の性能を最大化するにはどうしたらよいかということを詳しく見ていきましょう。
結論と理由
結論を言うと「集中していることから一時的に離れること」が大切になります。
人間が集中しているときの脳の活動状況を計測した結果、特定の部位だけが使われていることが判明しました。
その時、他の部位はもちろん活動は低下していますが、さらに血流量も低下しています。
これは非常に危険で、脳は肉体のようにエネルギーを蓄えておくことができないので、新鮮な血液を送り続けることが重要だからです。つまり、栄養が送られなくなった脳はその部位の機能を失っていく可能性が高くなるということです。
そのため、行動や作業に集中するのはいいのですが、一時的に離れて脳をリフレッシュすることが大切になります。
この方法により、部分的に集中していた脳の負荷を解放させる、新たな方法や観点から対象を見ることができることにより、脳の性能を最大化することにつながるというわけです。
離れるときのポイント
仕事中に一時的に離れることを例に出してみます。
ベストなのは昼寝(15分以内)や瞑想ですが、状況によってはできないでしょう。
その場合は、「少し外を歩く」とか「自然を眺める」などが効果的です。
ちなみに、スマホでSNSやLineをと行うのはNGです。これでは逆効果になります。
「頭で何も考えないようにする」か「ボーっとする」ことが大切ということです。
アウトロ
作業をしているときって根詰めてやることが正義と思われがちですが、実は一度離れることで効率化することができ、
良い結果が早く手に入ることがお分かりいただけたと思います。
これは科学的に証明されていることなので、仕事を効率化するためだと主張すれば上司も納得してくれるでしょう。
*もしダメだとしたら、早めに見切りをつけることをオススメします。
やるべきことを秒で終わらせ、活動時間を生み出し、ゲームや勉強や読書をして今後の可能性を広げていく活動することが重要になります。新しいことを取り入れて、新しいことを生み出す側の人間になっていきましょう。
最後に記事のもとになった書籍をご紹介します。
・脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法
・脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方