イントロ
今回はこのツイートについて深掘りします。
仕事ができるリーダーって憧れますよね。
その憧れがもとに「その人についていこう」や「一緒に仕事をしたい」という感情が出てきます。
では、その憧れを生み出すポイントを見ていこうと思います。
結果
ポイントは次のようになります。
・独裁者であれ
・メンバーのケアをしろ
・責任はすべて負え
解説
それぞれ詳しく見てみましょう。
- 「独裁者であれ(いい意味で)」
決断に迫られたとき、最終的に進行方向を決めるのはリーダーのあなたです。この時、優柔不断だったり、多数決を行ってはいけません。あなた自身がどのようにしたいかという気持ちを整理した上で、メンバーの意見を聞いて決断に不足している観点が無いかを確かめるのはいいと思います。
万が一この時に極端な少数派側だったとしても、ブレないあなたの思いや考えを誠心誠意伝えることでチームの舵を切っていくのです。そして、失敗しそうな時や誤った道に進んでしまったとしても、強引にでも成功に導くことが大切です。
この時に心の支えになるのが「ブレないあなたの思いや考え」になります。
- 「メンバーのケアをしろ」
プロジェクトの進行状況やフェーズによっては、メンバーが極端に消耗している場合があります。そのため、エレベータートーク(30秒ほどのショートトーク)などで積極的にメンバーの状況や体調を確かめることが重要です。
- 「責任はすべて負え」
チームの成功はチームの成果、チームの失敗はリーダーの責任です。ここを常に忘れることなく、全体を俯瞰してみることがリーダーの責務になります。プロジェクト全体を俯瞰してみて、ボトルネック(問題発生が懸念される個所)を事前に把握し、先に対策を検討し始めるのです。すると進行が遅れても、リカバーが利きプロジェクトを成功に導くことができるでしょう。
実体験
上記の経験は私の経験から導き出した結果です。
今ではこのようなポイントに気を付けながらプロジェクト管理をしていますが、以前の私は散々なリーダーでした。会議でも司会者かのように自分では何も意見を持たず、集まったメンバーの意見をまとめて、最終的には多数決で進行方向を決めるという体たらく。これでは誰もリーダーに慕ってはくれませんよね。
しかし、別のプロジェクトに移った時に、議事録などの記録を取ることを買ってから世界が変わりました。
記録を取ることでプロジェクトの進行に興味を持つことができ、積極的に会議に参加するようになります。
詳しく言うと、報告に対して疑問を感じたら質問をしたり、前回の課題の報告が聞けていないときは書記の立場でありながらツッコミを入れるようになったのです。それ以降、会議の進め方以外にも知識を吸収して、リーダーに返り咲きました。
いきなり抜擢されてもリーダーシップを発揮できる人もいるかもしれませんが、私はただの凡人だったのです。
それでも経験と知識を積み、まだまだ不足しているかもしてませんが、現在リーダーを務めています。
アウトロ
今回はこんな感じで、体験に基づいたリーダーの存在意義・心得について話をしました。
リーダーは責任の多いポジションですが、その分仕事の幅が広がり多くの人を動かすことができる面白い立場です。現在リーダーを務めているまたは今後リーダーになりたいという人はぜひ参考にしてもらい、ご自身の中でいろいろと変換して試してみてください。
もしかしたら面白い反応が見れるかもしれませんよ!