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シングルタスクのすすめ

イントロ

S.A.-KakeruさんはTwitterを使っています 「タスクを処理するときに、シングルとマルチどちらがいいと思いますか? 多くの人が、マルチが仕事ができる印象があると考えるのではないでしょうか。 しかし、シングルが適していると研究結果が出ています。 マルチへ切替えようとしている人は今すぐやめてください。脳が委縮する危険があります!」 / Twitter

今回はこのツイートについて深掘りします。

マルチタスクは非常に効率が悪く、リスクが高いことが証明されています。
無理やりマルチタスクへ切り替えようとしている方は、今すぐやめてください。

脳が委縮して後戻りできなくなってしまかもしれません。それでは詳しく見てみましょう。

 

マルチタスクのリスク

マルチタスクで仕事をこなしている人たちは、一見すると多くのことをすべて理解して判断を下しているように見えます。人から仕事の相談を受けたり、会議へ参加することを求められたり、頻繁に電話応答をしていたりするでしょう。

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本当に仕事ができているのかアンケートを取りまとめた研究では、多くのことに手を付けているが深く理解していないし、進行も遅れているということが結果として得られています。

また、多くのマルチタスカーは自分の仕事について話すときに、「何を手掛けているか」を話すことは多いが、「どのような成果を上げたか」について語ることは少ないということも分かっています。
つまり、多くのことを抱えているがどれにも手が付けられておらず、仕事が積みゲー状態になっているだけです。

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それを処理するために時間外の労働を行う結果、睡眠が減少して生産性がさらに落ちるということになります。
ここまででもかなりリスクが高いとお判りいただけたと思いますが、もう少し続けます。

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マルチタスカーは本来やるべきことをやっていたとしても、無駄な思考や周囲の影響を受けて集中力が持ちません。
それが常習化して脳の集中をつかさどる前頭葉が委縮して、いざ集中仕様としてもできなくなってしまうのです。

 

シングルタスクのすすめ

シングルタスクで仕事をこなすことのメリットとしては「シングルタスクで仕事をこなすと抜きんでることができる!」これに尽きると思います。ひとつのことに集中して早く終わらせることで、ひとつひとつを効率的に終わらせることができます。

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その結果を積み上げると大きな結果につながり、評価を受けることができるのです。
シングルタスクを行い続けることで、身につくのは集中力になります。

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しかし、組織で働く上で、それが原因でトラブルになるかもしれません。
集中しすぎるあまり周りが見えなくなり、メールや電話が気が付かなくなるでしょう。

安心してください。メールは集中力が切れ、眠たくなる午後に処理をすればいいし、電話は出なくても済むように環境を整えましょう。後輩の育成や相談ごとについては、週の前半または後半だけと決めてしまえばいいのです。

ここのポイントとしては、1日置きではいけません。そうしてしまうと集中することが難しくなりますので、まとめた日で仕事を処理することがいいでしょう。

 

マルチタスカーの救済

先にお話しした通り、タスクを頻繁に切り替えるのは集中力がそのたびに途切れてしまいます。その結果として、理解力が下がり、生産性が落ちてしまいます。

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そのため、外部とのやり取りを遮断して、目の前のこれだけを終わらせれば自分は救われると思いを決めて一つのことに注力を注いでみてください。たったこれだけで、無駄な思考や周りからの影響を受けなくなるので仕事の効率が上がるでしょう。

それでも多くの仕事が入ってしまったときは、優先順位をつけて順番に終わらせていくことが大切になります。
同時に動かそうとは決して思わないこと! ひとつひとつ集中してこなしましょう。

緊急だからと割り込まれたときは、実施するかどうか線引きができる一定の基準を事前に設定しておくことが必要です。
自分の仕事に集中するためにも、早急に基準を設定する必要があります。
例えば、5分以内で終わるならソッコーで終わらせるとか、午後イチの眠い時間や夕方の帰る前なら対応してもいいよなど簡単に決められると思います。

 

アウトロ

今回は仕事や物事を効率的に早く終わらせる方法としてシングルタスクをご紹介しました。

現在マルチタスクを行っていて成績が良くない人は、取り返しがつかなくなる前にシングルタスクへの切り替えを行ってみてください。処理速度と精度が向上して世界が簡単に変わります。

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