イントロ
今回はこのツイートについて深掘りします。
みなさんは、何によってやる気・やりがいが沸くか考えたことはありますか?
私も3年前までは、夢を追い求める人のひとりでしたが、マインドをシフトすることでライスワークを充実させ、ライフワークの下準備を始めるほど行動力を高めることに成功しました。
それでは詳しく見てみましょう。
結論:夢を追い求めるのはやめよう
多くの人は、「好きなことを仕事にできれば」と考えると思いますが、好きを仕事にするのはリスクも多いです。そもそも好きなことが分からないからうやむやになるとか、本当に好きなことを仕事にしたけど失敗して嫌いになる可能性があります。
子供の頃の夢でプロ野球選手としていた人はごまんといます。ですがそれを貫き、つかみ取れる人は一握りしかいません。
その頃に知れる職業などは数少ないということもありますが、夢半ばで敗れていく人たちが大半だからです。
つまり、徐々に仕事の種類を知るとこで方向性はブレるし、天職を追い求めるのは雲をつかむような夢物語で、私を含む一般人には達成できないことなのです。
そのため、夢や情熱を追っても天職は見つからないので無駄なことに労力を使うのはやめましょう!
今の仕事に未来はないか?
みなさんの現在の仕事はどのように決まりましたか?
就活中にいくつかの候補からたまたま手にした仕事であることが大半でしょう。
なかには転職して手に入れた方向性を変えた仕事をしているかもしれません。
今の仕事の中で、「やる気・やりがい」を口を開けて待っているのは不幸な思考です。「やる気・やりがい」は自分で行動して作り出さなければなりません。それが幸福への近道ですし、それがきっかけで天職にもなります。
そのため、次章のポイントに現在の仕事が当てはまるか確認してみましょう。
幸福な仕事の条件(科学的根拠に基づいてます)
あなたの職場は今後あなたを幸せにすることができるのかチェックをしてみましょう。
- 自制:自分で責任を持って自由に仕事をコントロールすることができるか。
- 多様性:自分が持っている才能をもとに、派生した仕事ができるか。
- 困難さ:簡単すぎるとダメです(困難を乗り越える工夫をすることで前進・成長する)
- フィードバック:行動に対してどのようなことが反応が返ってくるのか。
カスタマーの意見や感想が直に入ってくるとよりいいです。 - 全体性:業務を上流から下流まですべてを行えているか。
分業制では自分が何を行っているかわからなくなり、やりがいを感じません。
つまり、自分がトータルで責任をもってコントロールした仕事で人の役に立つ(または影響を与える)ことで最大限に「やる気・やりがい」を感じることができるということです。
上記の5点でなるべく全部を満たしていることが望ましいですが、ひとつでもあればその可能性を広げてみましょう。それでも無理またはそもそもすべて該当しない場合は、転職することをオススメします。
アウトロ
今回はこんな感じで、科学的根拠のある方法を筆者自身でも実践して効果が得られたので、その方法をご紹介しました。
実は現在の私は、仕事にはやりがいを感じておりません。ですが、副業のほうに力を入れています。
このような方法でも「やる気・やりがい」を維持することは可能です。
仕事で幸福を感じるために必要なことは、どんな仕事についているかではなく、自分がどのように仕事ができているかということになります。そのことを念頭に置いて、今後どのような行動をする必要があるのか決めていきましょう。
行動を起こさずに口を開けてて飴玉が落ちてくるのを待っているだけでは幸せになりません。行動を起こすことで幸せを得られますので、ぜひ少しずつ変えていきましょう!
最後にオススメ書籍をご紹介します。
・なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
・無気力の心理学 改版 やりがいの条件 (中公新書)