イントロ
財産が減る(無くなる)瞬間を考えたことありますか?
— S.A.-Kakeru (@SA_KKR_0531) January 1, 2021
ポイントは次の通りです。
・負債を買った瞬間
・時価の数倍でものを買った瞬間
・財産を貯金した
上の2点は住宅の購入を考えれば理解できます。
お金を溜め込む(貯金)は無駄です。その価値は未来では下がります。
自己投資に使いましょう!
今回はこのツイートについて解説します。
みなさんは、財産が減る(無くなる)瞬間を考えたことありますか?
お金についての教育のないマネーリテラシーの低い日本人は、必要になった時点で自分で勉強して知識を付けなければなりません。今回はその入門編として、お金の使い方の基礎についてお話します。
それでは詳しく見てみましょう。
結論・目次
はじめに結論からお話します。財産が減る瞬間は次の通りです。
- 負債を買った瞬間
- 時価の数倍でものを買った瞬間
- 財産を貯金した瞬間(何も買わないという選択)「現金を銀行へなど」
お金は手元に来たときはその価値がありますが、数年後に物価が高騰した場合には価値が半減してしまう可能性もあるのです。そのため、今のお金の価値は今しかないということを理解しておく必要があります。ですが、使い方を誤ると上の2点のようにもなってしまいます。
それぞれの理由
それぞれ詳しく見てみましょう。
- 負債を買った瞬間
大きな買い物を想像してみてください。例えば、新型の高級外車や新築の物件購入としましょう。それらの購入にあたり、ローンを組むことが多いかと思います。このローンが負債になります。
負債を抱えるということは、その時点の物価や経済状況によって決まった価格に対して、今後一定額を払い続けることになります。また、ローンを組むことによって手数料分多く払う必要もあります。
ザックリとした言い方をすると、明治時代に数銭, 数十銭で買えていたものが、令和時代では数百円, 数千円払わなければ買えないことを考えるとよく分かるかと思います。つまり年月が経つことで、お金の価値が「10,000分の1」になってしまう可能性もあるのです。
- 時価の数倍でものを買った瞬間
上記のローンの話を例に出します。新車や新築の価値とは、その購入時点の世界情勢や経済状況、物価や人件費に関わってきます。それに、新車や新築の価格ってあってないようなもので、ブランディング次第では釣り合わない価格で提供されています。また、新車や新築は個人の手に渡った時点で価値が良くて7掛け(一般的には半減)になると言われていることからも、新品を購入するメリットは少ないことがおわかりいただけると思います。
- 財産を貯金した瞬間
何も買わないという選択をしたときのお金の行き先は、給料振込口座にそのまま寝かせてしまう人が多いのではないでしょうか。これまでの話でおわかりいただいているかと思いますが、今のお金の価値は未来では保証がされていません。そのため、給振口座にそのまま放置してしまうのはとてももったいなく、知らぬうちに財産が減ってしまいます。
財産を有効活用するその一例
原因をお伝えしたので、今度は財産の有効活用の一例をご紹介します。
- 株式投資などの資産運用
- 勉強・資格などの自己投資
まず資産運用についてですが、人はわからないことは否定や批判をしてしまいます。そのため、すこしだけ株式投資のお話をします。株式投資の圧倒的なイメージは「慣れている人が一人勝ちするマネーゲーム」ではないでしょうか。実はこれは正解です。とある一面を切り抜くと、ゼロサム(勝ち負けを合算するとゼロになる)ゲームになります。これはデイトレーダーが常日頃、世界情勢をチェックして勝負をしています。
そのため、その領域に初心者が勝負を挑むのは無謀です。我々のような資産運用の初心者は投資信託を選択することがベストです。そして、投資信託のなかでもインデックスファンドを選び、単利ではなく複利を選択することが良いでしょう。この選択の詳細は、次の本で詳細が解説されています。図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
少しお話すると、感情を持たない機械(人工知能)が上下する株式を自動で取引してくれます。そして掛け金と利益を使って、自動でお金を育ててくれるのです。年利で5%が平均で得られますので、NISAを活用すれば120万円を非課税で自動で運用してくれて、1年後には126万円になっているのです。翌年に、この掛け金と利益にプラスで120万円を追加することで、246万円を運用することになり、2,583,000円になります。
まとめると、運用することにより、貯金では2,400,000円だったものが、2,583,000円になります。つまり、2年で183,000も苦労をかけずにお金を育てることができるのです。これはやらない手はないですね!
次に勉強・資格です。何も生み出さないと判断してしまうと無駄なことにお金を浪費しているように思われる自己投資ですが、現実は全然違います。一生サラリーマンだとしても、転職をするときにアピールポイントになり、年収がアップすることは間違いありません。ですが、フリーになることで収入を一気に跳ね上げることも可能です。また、知識が上がることで自信も付きます。その自信が収益を最大化させる原動力になりますので、オススメになります。
この章をまとめると、自己投資をすることで自信を付けて収益を最大化して、収入に余裕が出たところで資産運用に手を出し始めることで、より一層収入を増加させましょう。収入が増えると無駄遣いに走りがちです。資産運用を始めることで生活レベルを維持しようとブレーキが働くのでそのような活用方法ありだと考えます。
アウトロ
今回はこんな感じでマネーリテラシーの初歩的なことをお話しました。私自身もまだまだお金については勉強中ですが、これらの方法は結果の出ていることです。そのため、関連の知識をもう少し勉強して、財産を増やして行って貰えればと思います。
人生100年時代と言われますが、早い段階でひと財産稼ぎ、今後も継続して最低限の収入が入る仕組みを構築してリタイアしてしまいましょう。リタイア後は第2の人生と捉えて趣味や生きがいを思う存分楽しめば、成功した人生と言えるでしょう!
今後もこんな感じでマネーリテラシーを磨いて行き、結果が出たものは共有していこうと考えています。
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最後にオススメ書籍のご紹介です。
・図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
・日本一カンタンな「投資」と「お金」の本