イントロ
ビジネスをクラス・ランク分けすることで、目先の利益を追う人生から開放される可能性はあります。
— S.A.-Kakeru (@SA_KKR_0531) January 3, 2021
すでに世の中にはこのスタイルで成功しているモデルケースが沢山あります。
みなさんのビジネスにも適応できることはないか、探って見ましょう。
飛行機, 電車, 演奏会などがその一例です。
今回はこのツイートについて解説します。
多くのビジネスモデルは、商品を製作して販売、売上が原価と人件費を上回れば成功という単純なものです。ですがこれだけではつまらないですし、目先の売上・利益を回収しているだけです。
その先にあることを想定して、今何をしているのかを明確にしなければ、それ以上は売上や収益を伸ばすことができないでしょう。そのため今回は、クラス・ランク分けをすることで、その先を得られる可能性について探っていきます。
それでは詳しく見ていきましょう。
クラス・ランク分けの一例 【サービスの差別化】
わかりやすい例としては飛行機の客席です。
某航空会社の客席例では次のようなランク分けがされています。
「エコノミークラス<ビジネスクラス<ファーストクラス」
シートのランク以外は同じ条件で、東京ーロンドン間の片道料金では次のような差があります。
・エコノミークラス:約43万円
・ビジネスクラス:約75万円
・ファーストクラス:約182万円
エコノミーとビジネスの差は約1.7倍、ビジネスとファーストの差は約2.4倍、エコノミーとファーストの差に至っては約4.2倍にもなります。割引プランを含めると10倍以上になることもあります。
この差でどのような差別化が図られているかというと、大きく次の6点です。
- チェックインカウンターの違い
- 客室乗務員のサービスの違い
- シートと座席の広さの違い
- 機内食の違い
- 荷物の順番の違い
- 送迎の違い
つまり、「お金を多く払った分、サービスを最大化しますよ」ということになります。ですが、これは個人モデルには導入が難しいでしょう。信用がなければ成り立たないからです。
その失敗例がYoutuberです。個人チャンネルの無料・有料メンバーシップを設けて、有料限定配信などを行っている方々を多く見かけますが、最低要件を満たしてすぐに始めても人は集まらないでしょう。
クラス・ランク分け?の一例 【チャンスあり】
続いての例は、募金・寄付・試供です。ここにチャンスがあります。
「募金や寄付」は、お金を集める労力を惜しまないまたは、お金の対価を求めない活動です。しかし、それでも多くの人が、その先に行われるであろうことへ向けてお金を投資してくれるのです。この注意点としては、怪しいNPO法人(大抵の場合、「や」から始まる3文字の自営業です笑)が絡んでいると、その一部を活動資金に充てていたりするので、お金を投棄しているかもしれません。その見極めはできるようになる必要があります。
「試供」は、大切に作り上げた製品・商品・サービスなどを無料または少額払って、お試ししてもらうことです。基本無料なので、興味があれば「とりあえず使ってみよう」という心理的に高いハードルを取り払うことがポイントになります。これがきっかけで今後も継続して購入・加入してくれるファンを作ることに成功するのです。
つまり、目先の利益ではなく、その後ろにある大きな成功を求めることで、より大きな利益を生み出すことができるのです。前者は、いまなら「クラウドファンディング」を使えば、コミットする先を明確にすることもできますし、その集金結果と支出先まで明確になりますので、不正は行われません。
あなたのビジネスが「立ち上げ前なら、前者を」、「立ち上げ後なら、後者を」正しく使うことでビジネスを成功させることができるかもしれません。
アウトロ
今回はこんな感じでビジネスのスタートアップスキルのご紹介をしました。
私自身では、まだビジネスを始めてはいませんが、その方法や知識については勉強を初めています。これは今後個人でビジネスを立ち上げたり、スタートアップに誘われたときに活躍するための備えとしています。
いつ何が起こるかわからない世界だからこそ、いつどのようなことでも初められる「知識や技術」を持って備えて置くことが大切です。
最後にオススメ書籍のご紹介です。
・成功するクラウドファンディング―――「あったら楽しそう」のワクワク感にお金が集まる
・クラウドファンディングで資金調達に成功するコレだけ! 技