イントロ
取った行動の損得を考えたことはありますか?
— S.A.-Kakeru (@SA_KKR_0531) January 15, 2021
テレビを見てダラけてると人生を損します。
時間はみな平等に1日24時間しかありません。
自身が生み出せる金銭的価値に見合った行動なのかチェックすることをオススメします。
これを「コストベネフィット法」と言います。https://t.co/e3HVgmmhan
今回はこのツイートについて解説します。
「コストベネフィット」を常に考えていないと人生は失敗します。常に自分の価値と行動を天秤にかけてチェックすることで、正しい選択を続けて成長していきましょう。
「Life is a series of choices.」William Shakespeare
「人生は選択の連続である」です。それでは詳しく見てみましょう。
コストベネフィットとは
サクッと説明します。
コストベネフィットとは、行動に費やす時間をお金に換算して、その選択が選ぶに足る価値があるかを比べる方法です。
例えば、Aさんはサラリーマンで1日8時間労働します。通勤で片道1時間かかるとした場合、21日間働くと月に210時間を労働に使っていることになります。それで受け取る給料が30万円なら、1時間あたりの収入はおよそ1,400円になります。つまりAさんの1時間で生み出す金銭的な価値は1,400円ということです。
お昼ごはんを外食にすると、800円の定食を食べるため「移動や食事や待ち時間」で1時間かかるとしたら、定食代とAさんの1時間の金銭的価値を足して、2,200円のコストを支払ったことになります。
おいしい食事を食べるという対価は得ていますが、通勤途中でお弁当などを買って持ち込めば、10分ほどで食事を済ませることができます。残りの50分を勉強や体を休める時間に充てたほうが、コスト的には優れた選択だと言えます。
このように、時間をお金に換算することで、あなたにとっての1分, 10分, 1時間の価値が見えてきます。このモノサシを当てて、「この選択肢を本当に選ぶべき価値があるのか?」と常に自問することが、良い人生を送る最適な方法と言うことです。
別の例:夕方以降の過ごし方
仕事が終わり、ご飯を食べたら眠くなり寝てしまう人もいるでしょう。また、テレビをつけてダラダラと過ごす人もいるかもしれません。このような日々を過ごしている場合は、上記の考えから損をしていることになります。
そのため、本を読んだり資格試験勉強などを行うことをオススメします。その知識が後に役に立ち、あなたの金銭的価値を高めてくれるでしょう。
また、一見すると損をしているようにも見えますが、実は運動には様々な効果があります。
効果ひとつ目:カラダを動かすことで健康的になり、健康寿命が伸びる
効果ふたつ目:ストレスを発散して、集中力を高められる
これらの効果が得られるので運動を取り入れるのもいいですよね!
アウトロ
今回はこんな感じで、コストベネフィット法についてご紹介しました。
人間はこの世界で優位に立っている生命体ですが、それでも抗えないのが時間です。その絶対値は人それぞれ違いますが、1日として割り当てられているのは24時間です。それをいかに有効に使えるかによってその人の価値が決まってきます。
もっと自分を信じて価値を高めていきましょう!
最後にオススメ書籍のご紹介です。
・リスク 不確実性の中での意思決定 (サイエンス・パレット)
・暴君 シェイクスピアの政治学 (岩波新書)