生活

カラダの内部からスキンケアを意識したときに率先して摂取すべき食材10種【科学的根拠あり】

シナモン

 精製糖はよろしくないと以前の記事でもお伝えしましたが、甘みや甘い香りがほしいという方に朗報です。お肌に良い甘みと香りはシナモンで解決できます。

 生体外研究なので可能性を示唆するレベルにはなりますが、人の皮膚の線維芽細胞を取り出して、シナモンの抽出物に付けることで細胞にどのようなことが起こるのかを調べた研究結果ですが、シナモンによって成長ホルモンのIGF1が増えて、皮膚内のコラーゲンの分解を遅らせる効果が確認されました。コラーゲンの分解を抑えることができるので、お肌を若く保つのにシナモンが有効ではないかと示唆されています。

可能性があるというレベルなので、入手しやすい状況だったり、そもそもシナモンが好きという方は、食べ続けてもいいですよという内容になります。

シナモンスティック写真素材、ロイヤリティフリーシナモンスティック画像|Depositphotos®

ブロッコリー

 ブロッコリーに含まれる、スルフォラファンという分質は抗酸化能力が高いので、筋トレした時のカラダのダメージとかを防いでくれます。スルフォラファンはもともと、ブロッコリーが虫などに食べられてしまうことを防ぐための分質なので、ブロッコリーを細かく切って30分くらい置いて後に摂取するとスルフォラファンの量も増えて一石二鳥になります。

 レビュー論文では、光老化やフリーラジカルによる肌の劣化を遅らせる作用が確認されています。光老化とは紫外線による肌のダメージで肌が老化することで、外部からの基本的な対策は保湿と日焼け止めになります。フリーラジカルは活性酸素のようなもので、人体の内部からの老化に深く関わっています。

 カラダの老化を防ぐ効果が絶大にありますので、ブロッコリーはボリボリ食べて良い野菜になります。注意点としては、スルフォラファンは揮発性で水溶性なのでブロッコリーは生でサラダにトッピングしないと効果がありません!

美容と健康のスーパーフード!ブロッコリーサラダのレシピ5選 - macaroni | 生食, ヘルシー, ヘルシーダイエット

きのこ

 きのこには肌のシミやくすみを抑えて肌のトーンを整えて、肌の質感をなめらかにしたり、ファインラインなどを防止してくれるという働きがあるとレビュー論文の結果があります。きれいな人の肌は、情報量が少ないという特徴があります。そしてそれは、きのこを食べて肌のトーンと質感を整えることで誰でも手に入れることができるのです。

 きのこには他の野菜にはあまり含まれない、抗腫瘍性のポリサッカライドというものがあります。これは、健康な体組織の成長をアシストしてくれるということがわかっています。

 これらの効果は、加熱しても残るのでお好きなきのこを食べてもらえれば問題ありませんが、非加熱でもよいものは簡単に食べられるのでおすすめです。例えばマッシュルームとか白きくらげをサラダにトッピングするのがいいです。さらに白きくらげには、体内でヒアルロン酸の産生を助ける効果があると言われているので、肌のアンチエイジングには向いています。
 *外部からヒアルロン酸入の化粧水を塗っても、残念ながら効果はありません。白きくらげを食べるようにしましょう!

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