イントロ
頭は良くて期待されて入社したはずなのに、結果を出せないどころか足を引っ張ってしまう人っていますよね。なぜ彼らがそのような平凡以下な生活を送ってしまうのかということが研究で解明されていましたので今回はそれについて解説していきたいと思います。
それでは詳しく見ていきましょう!
天才の学生時代
いわゆる天才の人たちは学生時代から変わっていました。私を含む凡人には理解し難いのですが、天才は学校教育の必要性を感じておらず、授業を受ける必要がないと当時から考えていたのです。
テキストを見れば内容を理解できて、教員の解説時間がムダに感じてしまうと言うことです。そのため、自身で発展問題を考えて解くということを繰り返すことでその定理を詳しく知ろうという探究心が磨かれていきます。
つまり、その他一般と馴染もうとすること自体が間違っていて、天才は孤独を感じていたとしても探究心という飢えを満たすことで幸せな生活を過ごすことができるのです。
天才の唯一の失敗
天才が世の中に出ていくときは凡人と同じように不安を感じて、一般的な上位を目指してしまいます。これが天才の唯一の失敗です。なぜなら、学生時代に理解していた「一般に馴染むことはできない」ということを無視して一般に落ちようとするからです。
するとすぐに、「自分は凡人とはやはり馴染めない」ということや「社会の常識・規則」に制限を受けてしまい、何をしてもうまく行かないし、自分の得意な探究心を満たすことができなくなっていまいます。
つまり、天才は一般人と同じように「就職する」という道は必要ないということです。
天才の活かし方
ここまでくればもうおわかりですね。天才の才能を活かすには、探究心を追い求め続けることができる仕事につく以外ありません。すると一般企業では研究職に就くしか道がなく、それ以外の場合は自分でやりたい事を創り上げていく必要があります。
しかし、創り上げていくにはとても大きな不安を伴います。例えば次の2点です。
これまではガイドレールが敷かれていて、不満を感じながらも好きな方向に持っていくことができていた。そのガイドレールがなくなったときは、何をすれば良いのかわからずとても不安を感じてしまいます。
学生時代に順調にエリートコースを進んでいたため、親の期待を強く受けてしまいます。そのため、リスキーなことを避けて無難なところへ就職してしまいます。つまり、親の期待に答えなければならないということをダシにして挑戦という不安を回避してしまうのです。
これは非常にもったいないですし、日本が他国に遅れを取っていまっているのはこれが要因でもあります。そのため、天才の能力を発揮できる舞台を凡人が用意してあげるか、天才が新たなことを始めやすい世の中にしていくしかないのです。
本内容の裏付け【根拠】
ここで根拠となる研究結果をご紹介しておきます。
約15,000人の参加者を対象に長期間の研究を行いました。その結果、知能が高い人は友達が少ない(孤独な)ほうが幸せに生きられるということがわかっています。
私たちの脳は原始時代から大した変化はしていません。小さなコミュニティーに属することで食料を得たり、その中で話をすることで不安を解消し幸せに過ごしていました。もしも当時孤独になってしまうと食料もまともに摂ることができず、その方法を話し合うこともできないので死んでしまいました。
そのため現在でも生活スタイルは変わりましたが、多くの一般人は良い人付き合いをしようとしてコミュニティーに属していようとするわけです。しかし、その中でも変わった人物がいます。それが天才です。
天才は群れを作らず自身の探究心を追求することで幸せを感じるのです。そのため、一般的なやり方では満足できず我流を磨き続けることで、自然とコミュニティーもできるしその中でも自分の好きなことを続けていられてとても幸せを感じることができるのです。
アウトロ
今回はこんな感じで、天才がなぜ一般企業で活躍できないのかということに注目して科学的な結果と個人的な見解をもとにお話しました。
もし身の回りに天才がいて苦労をしているのなら、助け人になって上げることができるかもしれません。そして、その天才をうまくコントロールすることができれば、アップル創業者の「スティーブ・ジョブズ」と「スティーブ・ウォズニアック」や最も成功した投資パートナーの「ウォーレン・バフェット」と「チャーリー・マンガー」のようなペアで成功を掴むことができるかもしれません。
明日(3/22)からも油断できない日々が続きますが、これまでに成功を遂げてきたクリエイティブ・ペアについて学び、新たな偉業を成し遂げるパートナーを探して見てはいかがでしょうか。
最後にオススメ書籍やアイテムのご紹介です。
・POWERS OF TWO 二人で一人の天才
そして最後にお願いです。
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