まえがき
乳幼児期全般のことでも言えますが、1,2歳の時期に睡眠をすることは、発育、健康に大きく影響します。早寝、早起きの習慣はついていますか?適切な睡眠時間や睡眠不足による弊害、質の良い睡眠をとるコツをご紹介しますので参考にしていただけたらと思います。
1,2歳児の必要な睡眠時間
この時期は、1日あたり約11~14時間の睡眠を必要とします。また日中に1.5~3.5時間程度の昼寝が理想です。1歳以降はまとまって夜寝てくれるようになる傾向があります。1~6歳までの乳幼児期は成長に必要なホルモンが睡眠中にたくさん分泌されるので、良質な睡眠をとることは、発育、健康にとても大事です。
睡眠不足による弊害
主に次のことが見られます。思い当たる節がありましたら、睡眠不足を疑ってください。
- 成長の遅れ
- 食欲不振
- 注意や集中力の低下
- 疲労感
- 寝不足によるイライラ、癇癪
- 将来の肥満の危険因子
質の良い睡眠確保のコツ
- 就寝時刻をなるべく一定にする: 寝る時間を一定にすることで、寝るモードに切り替えていきます。
- スマートフォン、テレビなど長時間の視聴をしない: ブルーライトの目に与える影響として、寝つきが悪くなったり、浅くなりがちです。就寝1時間前は控えましょう。絵本などや寝室用プロジェクター絵本がお勧めです。
- 寝る前に入るお風呂は、ぬるめに設定する: 幼児は5分~10分がいいでしょう。体温が下がってくるタイミングで眠りにつくと、質の良い睡眠がとれると言われています。
- 起床時刻をなるべく一定にして、起床直後に太陽の光を浴びる。
- 朝食はしっかりとる: 太陽の光と朝食をとって、体内時計をととのえましょう。
- 日中体を動かす: 睡眠時間になったらすんなりと眠りにつけるように、日中体を動かしましょう。家の中でも、室内用アスレチックなどあると適度に運動できます。賃貸住宅の方などは、折り畳み式がコンパクトになりお勧めです。
あとがき
今回は、適切な睡眠時間や、睡眠不足による弊害、質のいい睡眠のコツなどをお伝えしました。
とはいっても、残業があったりでどうしても帰宅時間が遅くなり、子供の就寝時間が遅くなる事があると思います。睡眠時間がとれなくても、紹介した「ぬるま湯につかる」「就寝前にテレビ、スマートフォンを見せない」など睡眠の質をあげることはできるので、小さいことでも実践してみることをおすすめします。また、土日に作り置き料理を少しでも作って置いて、忙しい平日の食事を楽に済ますことも時短になるので参考にしていただければと思います。
そして最後にお願いです。
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