生活

家庭内事故から子供を守る~窒息対策編~

まえがき

「誤飲、窒息、転倒転落、やけど、水回りの事故など」家の中でも発生します。うちは大丈夫と思っていても思わぬ事故がおこりうるので、今一度見直し、対策、準備することが大切です。今回は窒息の対策方法、便利商品、応急処置方法なども紹介していきます。

窒息事故例と対策 (事故例は一部のみ)

1. 食べ物による窒息: 球形の食品(プチトマト、ブドウなどの果物、飴、チーズ、うずらの卵など)は、4等分にしてから与えましょう。


↑電気不要なので、コンセントを探す手間などありません。部品が少ないので、洗う手間も少ないです。


2. おもちゃなどの小さなもので窒息: 年上の子どものおもちゃには、小さな部品が含まれていることがあり ます。対象年齢になるまでは、子どもの手の届かない所に保管し、遊ばせないようにしましょう。 また商品の対象年齢を必ず守りましょう。


↑子供に人気のアンパンマン。1.5歳から遊べるブロックです。こちらは、安心の日本製。ブロックに星形の穴があいていて、万が一口に入っても窒息しないような作りになっています。


3. うつぶせで寝て、顔が柔らかい寝具に埋もれる、掛布団、ベッド上の衣類、ぬいぐるみなどで窒息: 敷布団やマットレスは固めを選択し、1歳になるまでは仰向けで寝かせましょう。かけ布団は柔らかいものを選び、寝ている子どもの顔の近くに、口や鼻を覆ったり、首に巻き付いたりする物は置かないようにしましょう。

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↑購入しなくても、新品で便利商品がレンタルできるサービスです。ベビーベッド等短い期間の使用なので、購入に迷っている方はお勧めです。


4. 家族の身体の一部で圧迫される: できるだけベビーベッドで寝かせましょう。


 5. ミルクの吐き戻しによる窒息: ミルクや 授乳した後は、げっぷをさせてから寝かせるようにしましょう。

もしもの時の応急処置方法~異物を飲み込み喉に詰まってしまった場合~

119番通報を誰かに頼み、直ちに詰まった物の除去を試みましょう。年齢によって方法が変わるのでお気をつけください。

 ・1歳以上の幼児の場合
「背部叩打法」を行い、異物が除去できなかった場合は「腹部突き上げ法」を行います。

【背部叩打法(はいぶこうだほう)】
幼児は子どもの後ろから片手を脇の下に入れて、胸と 下あご部分を支えて突き出し、あごをそらせます。片手の付け根で両側の肩甲骨の間を強く迅速に叩きます。

【腹部突き上げ法(ふくぶつきあげほう)】
幼児は、後ろから両腕を回し、みぞおちの下で片方の手 を握り拳にして、腹部を上方へ圧迫します。


・1歳未満の乳児の場合
「背部叩打法」と「胸部突き上げ法」を数回ずつ交互に行いましょう。 意識がない場合は、心肺蘇生を行います。

【背部叩打法(はいぶこうだほう)】
乳児は片腕にうつぶせに乗せ顔を支えて、頭を低くして、背中の真ん中を平手で何度も連続して叩きます。

【胸部突き上げ法(きょうぶつきあげほう)】
片手で体を支え、手の平で後頭部をしっかり支えます。胸の厚さが3分の1くらい沈む強さで、1分間に100~120回のスピードで圧迫します。左右の乳頭を結んだ線の中央で少し足側を、指2本で押します。

事故防止ハンドブック全体版 (caa.go.jp)←こちらのp14.15に画像付きで詳細説明ありますので参考にしてください。

応急処置が分からないときや 受診の必要性は、医療機関や 子ども医療電話#8000 に相談しましょう。

子ども医療電話相談事業「#8000」(厚生労働省)

 夜間・休日の子どもの症状にどのように対処したらよいのか、病院を受診したほうがよいのかなど判断に迷ったときに、小児科医師・看護師に電話で相談できます。 ※お住まいの都道府県によって、実施されている時間帯が異なりますので、予め調べておくことをおすすめします。

あとがき

いかがでしたか?今回は、窒息例、対策、対策便利商品、応急処置方法などを紹介しました。応急処置知識として頭にいれておくと、万が一の時に慌てず対応できるかと思いますし、最悪の自体を回避することに繋がります。次回は、誤飲について紹介していきますので、参考にして頂ければと思います。

そして最後にお願いです。
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