まえがき
今回は以前の記事の続きです。
一般的な猫の平均寿命は？ 寿命が短くなる原因を勉強して、長生きできるように努めよう！
大切な家族の一員の猫には長生きしてもらいたいですよね。室内猫は食事量が増えるか、活動量が減るため肥満傾向にあります。もちろんそれ以外の要因もありますが、基本的には「可愛がりすぎる」が原因のように思います。
あなたの大切な猫が肥満(一般的に標準体重より20%以上多い状態)であるか確認し、もしも肥満または予備軍である場合は次の8点の対策方法で改善して上げることをおすすめします。
猫にとって適正体重が重要な理由
肥満は生活の質の低下につながる可能性があります。太りすぎの猫は、家族と物理的に交流することが少なくなる傾向があり、多くの場合、元気がなく、遊び心が少なく、無気力です。
また、多くの深刻な病気のリスクが高くなる可能性があります。
- 関節炎(体重の増加により、関節、腱、靭帯に過度の負担がかかる可能性があります)
- 泌尿器疾患
- 腎臓病
- 心臓病
- 慢性炎症
- 高血圧(心臓に負担がかかる)
- 糖尿病(インスリンに対する体の必要量が、体の生産能力または使用能力を超えているため)
- 呼吸困難(胸部と腹部の脂肪が肺の拡張能力を制限する可能性があります)
- 免疫機能の低下
- 便秘と鼓腸
- 皮膚感染症
- 一部のがんは肥満と関連している
猫の肥満の原因
人間と同じで猫の肥満にはさまざまな原因と要因があり、過食だけという単純なものではありません。減量を開始する前に、肥満の医学的原因があるかどうかを確認・特定することが重要です。
猫の肥満の一般的な原因には、次のことが考えられます。
- 食べ過ぎ
- 遺伝学
- 活動レベル/運動不足
- 避妊または去勢
- 不健康な食生活
- 甲状腺機能低下症
- 薬
- クッシング病
- 糖尿病
- ストレス
- 痛み
