ヨガ

股関節の開きすぎには注意しましょう。股関節を安定させる3つの動き ヨガのシークエンス

まえがき

ヨギが股関節について話すとき、それは通常、股関節を開くことについてです。しかし、やりすぎたり、方法を間違えると腰が開きすぎる可能性があります。今回は股関節の動きが十分な方に向けて、腰を保護するための強度と柔軟性のバランスをとる方法を学んでいきましょう。

ヨガの練習中に股関節を開くことに時間を費やすことは、栄養を与え、癒しをもたらし、私たちの多くにとって中毒性のあることです。(鳩のポーズでの気持ちの良い解放がその一例ですよね?)しかし、体のこの部分の柔軟性を高めるために常に努力する必要があるのか​​、それとも一部の人にとっては筋力を増強する方がより役立つのかを考えてみましょう。

股関節を理解しよう

股関節は 2 つの骨で構成される球関節です。大腿骨は、骨盤の一部である寛骨臼内に位置します。股関節の骨を覆っているのは関節軟骨です。関節軟骨は、骨が互いに移動するときのクッションとなり滑らかさを維持するために重要です。寛骨臼の周囲には関節唇と呼ばれる追加の軟骨があり、カップ状の骨の周囲にリップを形成して関節の安定性を高めています。

少し恐ろしくても股関節を解剖学的に理解することは役に立ちます。さらに重要なことは、関節の最も深い層の1つである軟骨には神経終末がないことを知ることです。これは、手遅れになるまで軟骨の損傷に気づかない可能性を意味します。軟骨には神経終末がありませんが、周囲の筋肉、腱、靱帯には神経終末があります。そのためヨガは、筋肉の健康と関節の完全性のために、強さと柔軟性のバランスを見つけるために体を調整するのに役立ちます。このマインドフルネスの感覚で自分の体の声に耳を傾けることで、自分の強みと弱みに気づき始めることができ、それによって自分の体が本当に必要とする栄養補給の習慣を身につけられるようになります。

股関節を安定させるための3つの動き

股関節をより開くことのメリットがすでにある方は、股関節を強化するための特定のエクササイズを組み込むなど毎日のヨガの練習を見直すと、関節の良い状態を維持するのに役立ちます。ここでは、股関節の安定性を高めるために毎日の練習に追加できる、ヒントを3つ紹介していきます。

ブリッジポーズ バリエーション

膝を曲げて仰向けになり、足を腰幅に開き、膝が足首の真上に来るようにします。手のひらを下に向けて腕を体の両側に置きます。尾骨をマットの前に向かって伸ばします。片脚を床に対して垂直に持ち上げます。
オプションとしてポーズを深めていきます。息を吸いながら脚を上げたまま、腰を床から持ち上げてブリッジの姿勢にします。息を吐きながら、足を上げたまま、再び腰を下げます。このエクササイズを両側で5回ずつ繰り返します。

椅子のポーズ バリエーション

このエクササイズでは、足を腰幅に開いて椅子のポーズを保ちます。息を吸いながら片足を横に伸ばし、息を吐きながら元の位置に戻します。このエクササイズを両側で10回、または股関節を安定させる筋肉が疲労し始めるまで繰り返します。

レッグレイズ

この最後のエクササイズでは、横向きに寝て頭を腕の上に置きます。下の脚を約90度に曲げて、安定した土台を作ります。上の脚を地面から約30センチ上に上げます。持ち上げた脚を背骨から一直線に伸ばし、足を曲げます。10呼吸の間保持し、5呼吸の間脚をリラックスさせます。このエクササイズを両側で3セット繰り返します。

あとがき

いかがでしたでしょうか。今回のシークエンスは股関節の開きが十分でない頃から取り入れてることをおすすめします。早い時期から取り入れることで習慣化することが出来ますし、「まだ、開けていない」という間違った思考を持ってしまっている可能性があるからです。

股関節関連のことは過去記事も参考にしてくださいね。
股関節の可動域を広げよう! ケガのリスクが低下します。
膝と股関節炎のための6つのヨガのポーズ ヨガのシークエンス
鳩のポーズの代わりに試す6つのディープヒップオープナー ヨガのシークエンス

最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

そして最後にお願いです。
ブログとツイッターのフォローと応援(いいね!)もお願いします。

-ヨガ

© 2025 ラジョガblog Powered by AFFINGER5