ヨガ

股関節屈筋を引き締めるための8つのセルフボディワークエクササイズ

まえがき

股関節屈筋(大腿直筋)が硬くてヨガの練習が制限されていませんか?
今回紹介するエクササイズは、可動域を改善し、怪我のリスクを減らし、より多くの喜びを見つけるのに役立ちます。

ヨガの練習の多くで大腿直筋を鍛えてストレッチしていることでしょう。腰骨から膝頭まで続くこの股関節屈筋は、ボートのポーズのように股​​関節を曲げたり脚を伸ばしたりするときに収縮し、ラクダのポーズのように股​​関節を伸ばしたり脚を曲げたりすると伸びます。

多くのポーズで使われる筋肉だからこそ柔軟性と硬さのバランスを保ち、可動域を十分に確保しておくことがヨガの多くのポーズ習得の早道になるのです。ぜひ今回のエクササイズを取り入れて見てください。

ボートのポーズ
ラクダのポーズ

股関節屈筋が硬くなる原因

はじめに原因を見ていきましょう。例えば、牛のポーズのように骨盤を曲げて股関節を前方に傾けた姿勢になる姿勢は、大腿直筋を短縮した位置にし、最終的には筋肉の硬化につながります。1日中机に座ってハイヒールを履いていることもそうですし、長距離を頻繁に走ったり、ジムのレッグエクステンションマシンでオーバートレーニングしたりすることも、大腿直筋を酷使し硬化させる可能性があります。

股関節屈筋とその他の硬い箇所を和らげる6つのポイント

セルフボディワークエクササイズを行うにあたり、6つのポイントを紹介しますので頭に入れておきましょう。注意するのとしないのでは効果が変わります。ご注意ください。

1. 身体の評価をする
セルフボディワークを始める前に、戦士 I、弓のポーズ、ラクダのポーズなど、大腿直筋を伸ばすランジまたはバックベンドを行いましょう。ゆっくりとポーズを取り、最初に緊張や可動範囲の制限を感じたポイントを記憶しておきます。次に紹介するセルフボディワークのエクササイズが完了したら、ゆっくりと同じアーサナを行い、可動範囲に変化があったか評価するのです。

2. 常に自己触診を行う
特定の体のどの部分に刺激が入っているかを理解するために、指先を使って筋肉のこわばりを触診します。指先で軽く圧力を加えることで、該当筋肉の収縮時と弛緩時の筋肉の質感の変化を感じ取ることが出来ます。

3. 優しく探索する
手や道具を使って、適度な圧力をかけて身体の1か所ずつを優しく探索し、それによって生じる感覚を観察します。

4. 常に快適をキープする
不快感を感じるときは、圧力がかかりすぎていることを意味します。痛みを伴う、または不快なほど激しいセルフボディワークは、身体感覚の抑制を強化するだけです。心地よいものと強烈なものの違いは、多くの場合、骨盤の微妙なひねりにあります。

5. 集中力を維持する
セルフボディワークの結果として生じる身体感覚を観察することに意識を集中してください。

6. 緊張を無理に「解放」しようとしない
このエクササイズの目的は、地に足の着いたレベルで自分の身体を探索し、接続することで、脳の中に自分の身体の詳細な感覚マップを構築することです。その副作用として、緊張が解放されますので無理に行う必要はありません。

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