まえがき
過去の股関節シリーズの続きで、今回はヨガのポーズを取ることで可動域を広げるという方法をご紹介していきます。
股関節の可動域が狭まると他の関節でカバーしようと別の関節に負担がかかり、痛みが生じるなど身体の不調につながる場合もあるため、ストレッチ・ヨガを通して常に股関節の動きをスムーズにしておくことが大切ですよ。
注意すべきこととして、生まれつき骨の構造上可動域が狭いことや、病気や怪我によって動きづらいということもあります。そのような要因や原因が考えられない場合は、筋力不足や筋肉の硬さなどが原因の一つとして考えられますので、次から紹介する方法で筋力をつけたり、筋肉をほぐしていきましょう。
1. 立位前屈(ウッタナーサナ)
手順は次の通りです。
・両脚をくっつけた状態で立ちます。
・息を吸いながら両腕を上へ持ち上げ、息を吐きながら両膝をゆるめて前屈します。
・できるだけ胸と前ももをくっつけ、前屈した状態で数呼吸キープしましょう。