まえがき
まずヴィンヤサとは、呼吸と動作を合わせて、途切れることなく流れるようにポーズを行うことです。1呼吸1動作のシークエンス(ポーズの組み合わせ)のことを指します。このブログでもよく扱う「太陽礼拝」は、最も代表的なヴィンヤサのシークエンスです。
とてもスタンダードなヨガですが、呼吸のスピードでポーズを切り替えなければならず、しっかりとポーズが取れていないか、その間をおろそかにしがちです。ポーズの切り替わりは怪我をするリスクが高いですので、移行例を紹介していきます。
プランクのポーズ
アドー ムカ シュヴァナーサナ(下向きの犬のポーズ)から、息を吸いながら胴体を前方に引き、肩が手首の上に一直線になるまで、かかとを足の指の付け根の上に置きます。肩から腰、足首まで一直線になるようにします。肩甲骨を背中にしっかりと寄せながら、手の幅全体(人差し指の付け根を含む)でしっかりと押します。胸骨を前に引きながらかかとを押し戻し、腹部に軽く力を入れながら太ももを引き締めて体幹が垂れないようにします。