ヨガ

ポーズの移行中に身を守る方法 実際の移行例part3 「月への飛行」

まえがき

ヨガの代表的なポーズのひとつ、三角のポーズとその派生のポーズは、上半身をのびのびと倒し、広がりを感じることができる気持ちの良いポーズですが、身体を倒すことに意識が向きすぎると、その心地よさを十分に味わえず、ただただキツいポーズとなってしまいます。

今回は月への飛行と題しまして、意識すべきことや派生ポーズへの移行の注意点などを紹介していきます。

ウッティタ トリコーナ サナ(三角形のポーズ)

両足を片足長さだけ離して部屋の側面に向け、右足を9度外側に、左足をわずかに内側に向けます。脚と足全体を積極的に根元まで下げます。膝を過度に伸ばす傾向がある場合は、膝を微曲げします。背骨を高く保ち、肩甲骨を背中の肋骨に押し付けながら、手のひらを下にして腕を床と同じ高さに伸ばします。息を吸いながら、ゆっくりと腰を左に移動し、左太ももを後ろに押しながら、右腰を左かかとに向かってわずかに押します。胴体と右腕をできるだけ右に伸ばし、腕を持ち上げたままにして、背骨を通る長さが最大になるようにします。右手をすね、足首、ブロック、または足の外側の床に下ろします(手を下げすぎると背骨に負担がかかります)。同時に、左腕と指を天​​井に向かって伸ばします。上を向くのが辛かったり、首に負担がかかる場合は、頭を下げて近くの点をしっかりと見つめ続けてください。息を吸うたびに、意識的に背骨を伸ばし、肩甲骨を背中に下げ、胸を広くし、胴体を回転させて、直面している壁に向かって開きます。

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