まえがき
ヨギの中には、良いヨガのクラスと速いクラスを同一視する人もいますが、あまりに早く動きすぎると怪我につながる可能性があります。今回は、速度を緩めるときが来たかどうかを判断する3つのサインを紹介します。
ヨガのクラスで良い「トレーニング」をしたいと言うのはややタブーですので覚えておく必要があります。
ヨガの練習が速すぎると感じる兆候
1. 呼吸よりも速く動いている
ヴィンヤサヨガでは息より速く動いてはいけません。呼吸の速さは動きの速さです。動きが呼吸、吸う息、吐く息より速い場合、心と体、そして体と呼吸がつながっていない証拠です。
速度を上げすぎないようにする最善の方法は呼吸に集中することです。講師が『息を吸って、腕を上げて』と言った場合、『息を吸って、ゆっくりと滑らかに、そして息を吸う速度で腕を上げてください』ということと解釈する必要があります。
動きに合わせて早く息を吸い込むと怪我をします。呼吸の速さに合わせるほうが安全です。そして呼吸せずに動くと人は怪我をします。ヨガの練習中の吸気と呼気は、ゆっくり、スムーズで、均一である必要があるのです。
