柔軟性がありすぎるということもある
強度と安定性のバランスが取れていない限りの柔軟性は、二元性が存在する必要性を無視しています。引き締めて安定したヨガの生徒が、より柔軟になることを学ばなければならないのと同じように、すでに柔軟性のある生徒は、強さと安定性を高めるために努力する必要があります。ヨガの講師は、関節の可動域をすべて排除するほど強くなるように生徒にすすめることはありません。そして同様に、講師は生徒たちに、有益な柔軟性には限界があることを賢明に教えなければならないと私は信じています。
輪ゴムを例に考えてみましょう。新しいものは伸縮性があり、かなり伸びることができますが、それでも巻き付けられているものを保持するのに十分な強度があります。しかし、ゴムバンドを伸ばして使用すればするほど、強度は低下します。時間が経つと伸びすぎて使い物にならなくなります。筋肉も同様です。ほとんどの人はハムストリングスと臀筋を伸ばすことに耐えることができますが、賢明な範囲には限界があります。ある時点で、筋肉は骨格適切な位置に保つのに十分な強度を失います。その結果、怪我が多発してしまいます。
ヨガは柔軟性だけがすべてではありません。重要なのは安定性とのバランスです。それでは、いつまでもつま先に触れないのでしょうか? 努力すれば、いつかつま先に触れるだけどころか、すねに顔を当てれる人になれます。しかし、自分の強さを維持していないと、人生において経験として必要なコントラストがまったく得られず、一方の極端に傾きすぎてしまうのです。
あとがき
いかがでしたでしょうか。体には無限の柔軟性などなく、安定性が確保できてから柔軟性が確保できるのです。まずは安定性を確保するための練習を取り入れてみてください。時間はかかるかもしれませんが、その努力は実ります。
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