前屈(パスチモッタナーサナ)
長い旅を終えたらもういい加減座り姿勢はしたくないと思うかもしれませんが、この前屈ポーズを行うと背面をほぐすだけでなく、心をも解きほぐしてくれます。リストラティブヨガのポイントの1つは、あなた自身があまりアクティブに動かなくて良いということ、つまり大きなストレッチを感じることはないということです。
床にマットを引いて座り、目の前にテーブルか椅子を置き、椅子の端に額を当てましょう。その際、眉間の中心より上を当てるようにします。この部分は、ヨギの皆さんであればご存知の通り、サードアイ(第三の目)と呼ばれ、神経科医は前頭葉が位置するところとして認識します。 前頭葉は人間らしさをもたらす脳の中枢であり、高度な情報を行い、意思決定を下します。(前頭葉は、長旅の後に休息が必要な部位でもあります!)肌が敏感な場合などはタオルを敷いて額をサポートしても良いでしょう。両腕は体の両脇に置いたままでも良いですし、椅子の脚を握っても良いでしょう。背中を丸くして最低7分その状態を保ちましょう。
スタンディング ツイスト
飛行機の旅で辛いことの1つが乾燥状態に置かれることです。体をツイストすると嬉しいことに背中周りに水分を送り込むことができます。デスクチェアか低めのテーブルを壁まで運びます。体の右側を壁につけた状態でまっすぐ立ち、椅子を目の前に置きます。右足を椅子の上に置きます。息を吸いながら左腕を壁の方へと回し、壁に腕を置いたら息を吐きます。上半身を壁に向けてツイストしたら、肘を折り曲げてサボテンのような体勢になりましょう。息を吸いながら、背筋を伸ばし、吐く息でツイストし、壁を押し返します。両サイド各20呼吸行いましょう。