硬膜外麻酔とは
体の一部を麻酔し、痛みをやわらげる方法。腰から麻酔を行うことで、子宮や産道から伝わる痛みを遮断、出産時の痛みを効果的にとることが可能。麻酔中は、お母さんの意識は保たれ、赤ちゃんの影響はほとんど無いです。私の場合、麻酔の針を刺すときにちくっとした痛み、麻酔をいれてもらうときに背中に冷たい水がはしる感覚がありました。手足のしびれもありませんでした。
無痛分娩のメリット
1. 経腟分娩よりはるかに痛みが軽減。痛みがないわけではない。
私の経験談です。1回目の出産はお腹を100倍下した時くらいに強い痛みの時に麻酔を入れてもらいました。その時はすでに子宮口は全開でした。時間の感覚は分かりませんが、分娩台で麻酔を入れてもらうとすぐお腹や腰の痛みはなくなりました。そのまま産まれてくるまで全く痛みはありません。
2回目の出産は微弱陣痛の段階で麻酔を入れてもらいました。しばらくは痛くなかったのですが、赤ちゃんが子宮口に下がってくると2分間隔でお腹の下の方がものすごく痛い。先生曰く、経腟分娩の時の腰やお腹の痛みはだいぶ軽減されるけど、赤ちゃんが子宮口にさがってくるときの骨盤の骨を押し広げるときの痛みは避けられないそうです。赤ちゃんが出てくると痛みは一瞬でなくなりました。
2. 心臓や肺の調子が悪い妊婦さんの、呼吸の負担を和らげ、体の負担を軽くします。
3. 血圧が高めの妊婦さんの、血圧の上昇を抑えることができます。
4. 痛みを和らげることができ、産後の体力が温存できたと感じる人が多いと言われています。
麻酔がきれたあとの会陰切開の痛みはありますが、出産後の全身の筋肉痛など疲労もなかったので赤ちゃんのお世話に専念できるので本当に良かったと私も思います。