1日に増える胎児の体重増加の目安
妊娠14～15週･･･約5g
妊娠20週･･･約10g
妊娠32週～34週･･･約30～35g
妊娠34週～36週･･･一約30g
それ以後の体重増加はゆるやか
妊娠41週～42週以降･･･減少する
妊娠35週付近は一番体重が増える時期です。
妊娠中太りすぎによるデメリット
1. 難産になりやすい･･･産道に脂肪がつきすぎると、赤ちゃんがうまく通れず時間がかかってしまい苦しくて、赤ちゃんの命のリスクもあります。
2. 帝王切開の可能性も･･･赤ちゃんも巨大児(出生体重4000g以上)となると、肩甲難産(分娩の際に赤ちゃんの頭は出てきているけれども、肩が引っかかってお産が進まない難産)のリスクが高まり、帝王切開の可能性もあります。
3. 妊娠糖尿病になりやすい。･･･赤ちゃんの出生体重が重くなったり、赤ちゃんの将来の糖尿病のリスクが高くなる、また早産になりやすいなどのリスクが高くなります。
4. 妊娠高血圧症候群になりやすい。･･･母体のリスクとしては、重症化すると妊娠中や出産後に全身けいれんを起こす可能性があり。胎児のリスクとしては、常位胎盤早期剥離（子宮内で胎盤が剥がれ、赤ちゃんに酸素が行き届かなくなる）や発育不全(発育がよくない、遅れる)などのリスクがあります。
