熱性痙攣の原因
発達途中の脳神経細胞が急な体温変化に弱く痙攣すると言われています。発症するのは、男児に多く、遺伝的な面もあり、両親が熱性痙攣を経験したことがあると子供も発症する確率が2~3倍になるそうです。
熱性痙攣が起きた時の症状
・突然意識がなくなる
・白目をむく
・体がそりかえり、硬くなる
・手足をがくがく震わせるような痙攣をする
・顔色が悪くなる
・口から泡を吹く
・歯を食いしばる
・体の力が抜けて、ぼーっとする場合もある
熱性痙攣が起こった時の対処法
- まず落ち着く
- 安全な場所に体を横向きにして置く。
痙攣の時に、嘔吐することもあるので窒息を防ぐため。嘔吐じゃなく、泡を口から吹くこともある。 - 発作が始まった時間や、発作が続いた時間、発作中の様子(手足の痙攣は左右両方か片方か、左右対称か非対称か、目はどちらを向いていたかなど)を確認してください。5分以上痙攣が続く場合は、すぐ救急車を呼んでください。
医師が熱性痙攣以外の重い病気(骨膜炎や脳炎など)か判断する材料になります。可能なら、スマートフォンの動画モードで撮影しておくと診断の際に効果的です。 - 初めての熱性痙攣なら救急外来など医療機関を受診してください。