ヨガ

パリヴルッタ ジャヌ シールシャサナ(頭を膝につける回転ポーズ)腰痛に効くヨガシリーズ

まえがき

腰痛持ちの方は多いのではないでしょうか? そういう私もそんなひとりでした。しかしヨガに出会い、状況がガラリと変わったのです。数あるポーズの中でも腰痛に効くものを紹介していきます。

ヨガのこのポーズは、かなり受動的なポーズのように見えると思います。しかし、この座位での屈曲と横への曲げとねじりは、驚くほどエネルギッシュです。息を吸いながら背筋を伸ばし、息を吐きながら横に曲げ、息を吸いながら背骨に沿って持ち上げ、息を吐きながらさらに深く曲げるという微妙な動きにより、ハムストリング、腰、背中、体の側面、肩全体に、時には激しいストレッチが生まれます。

このポーズは背中と肋骨の周りの筋肉をほぐし、背骨の柔軟性を高め、より深く呼吸できるようにします。このポーズは心を落ち着かせ、活力を与えてくれます。頭痛や首の痛みを和らげ、横に曲がることで臓器を刺激し、消化を促します。

頭を膝につける回転ポーズの基本とメリット

このポーズは私にとっていつも簡単で快適でした。事実、身体的に疲れ果てていたとき、足を折り曲げたまま眠ってしまったのです。それ以来、地に足が着いた感覚が恋しくなりました。そこで、赤ちゃんがまたがるポーズとしか言いようのない非常に狭い姿勢でボルスターに座ってみることにしました。片方の太ももの両側にブロックを積み重ね、そこに下側の前腕を置き、もう一方の腕を持ち上げて横に曲げました。そして、太ももの可動域が制限される感覚にすっかり魅了され、その姿勢のままでした。

私は、長年にわたり私のクラスでこの感覚を感じてきたすべての人々のことを考えました。彼らが攻撃的になったりイライラしたりすることなくこの姿勢に移行する方法を見つけるまで、私は常にブロック、毛布、ストラップで彼らを優しくサポートしようとしてきました。しかし、彼らが実際にどう感じているのかは知りませんでした。今では、これらの生徒は私のインスピレーションとなり、私自身の練習で同じサポートを使用しています。3年後、今では道具なしでこのポーズを行うことができます。しかし、そこで眠ってしまうことはないと思います。

このポーズのメリットは、背骨、肩、ハムストリングスを伸ばし、肝臓や腎臓などの腹部の臓器を刺激し、全体的な消化を改善します。

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