まえがき
以前の記事にてイヤホンの買い替えを行ったとお話しました。今回はその製品の詳細レビューをしていこうと思います。結果から申し上げると、音質・見た目・装着感のどれを取ってもサイコーです。
イヤーカフ型イヤホンの最高峰である「Victor HA-NP1T」をご紹介します。

買い替えるきっかけになった出来事
買い替えるきっかけになったことからお話を始めましょう。サラリーマンのころからリモートワークを多用していたこともあり、2台体制でほぼ1日中イヤホンをつけて作業していました。外部の音をシャットアウトして作業に集中できるのはメリットですが、時期によっては耳が蒸れるのが唯一のデメリットでした。
作業中はそれでも我慢できることでしたが、移動中ではそう簡単には行きません。例えば電車やバスで移動をする場合、走行音や周囲の会話が消せるのはいいのですが、案内アナウンスを聞き逃してしまうことを恐れてしょっちゅうキョロキョロしていました。

この他には、お散歩中に接近する自転車や車に気が付かずヒヤリとしたこともあります。もちろんノイズキャンセリングから外部音を取り入れるモードへ切り替えれば解決しますが、その所作が面倒ですし、また戻さなければならずで2度手間です。
無音の空間を作ることも大切ですし、耳から情報を入れることも重要です。そのため、イヤホンなしは考えられず、耳も蒸れながら使い続けていました。そして、故障を気に買い替えを実行したのです。
Victor HA-NP1Tを導入、すべてのストレスから開放される
この製品はイヤーカフ型のため耳を塞がずに音を聞けるので、前項の公共交通での移動やお散歩での不満は解消です。そして、オープンイヤータイプなので耳が蒸れることもありません。
音質も静かな空間で他に音がしていなければ文句はありません。少しざわついていたり、バスや電車での移動ではノイズが混じってしまいとても音楽を聞くきにはなりませんが、ラジオやオーディオブックなどの会話ベースのものであれば多少は聞き逃してもどうとでもなりますし、前後の内容から脳内で補うこともできます。

周囲に合わせてボリュームを上げると音漏れが心配となるかもしれませんが、優秀な指向性スピーカーのおかげでその点は問題ありません。これまで様々なパターンで使っていますが、今のところ音漏れを指摘されたことがないことからも裏付けされています。
私の場合はEarfun AirPro4も持っているので、「集中したい」とか「ながらでいい」といった用途で切り替えて使っているので、すべてのストレスを解消することができたのでこの製品にして本当に満足しています。