まえがき
1歳~2歳は、なぜ色んな食べ物を与えた方が良い理由や、どんな食べ物を与えた方がいいのか、また避けるべき食べ物などもご紹介していきますので、参考にしていただければと思います。
1~2歳は食べ物の好みの形成期
食べ物の好みは人生の早い段階で設定されるので、あなたのお子さんが今健康的な食べ物の味を発達させるのを手伝ってください。新しい味や食感、食材を取り入れ続けてください。
最初は指で、次に生後約15〜18か月で道具で食べることに興味を持ちます。手づかみ食べや、スプーンやフォークを使わせたり、自分で食べる機会をたくさん与えましょう。
自分で食べることで、食べ物に興味を持ちますが、はじめはまだ上手に食べられないことでしょう。食べられなくて癇癪などおこす時は、食べさせてあげてもいいでしょう。
すすんで与えた方がよい食べ物
1. 牛乳
ミルクは、強い骨を作るのに役立つカルシウムとビタミンDを提供するため、幼児の食事の重要な部分です。2歳未満のほとんどの子供は全乳を飲むべきです。幼児が太りすぎの場合、または肥満、高コレステロール、または心臓の問題の家族歴がある場合、医師は低脂肪(2%)ミルクに切り替えることを勧める場合があります。
牛乳を飲むことができない場合は、カルシウムとビタミンDで強化された無糖大豆飲料を選択してください。2歳の時は、低脂肪または無脂肪のミルクに切り替えることができます。
2. 鉄分豊富な食べ物
鉄分は、体全体に酸素を運ぶ赤血球を作ります。鉄分レベルが低いと成長に影響を与える可能性があり、学習や行動の問題や貧血(赤血球の数が少ない)につながる可能性があります。
生後12か月以降、幼児は鉄分強化粉ミルクを飲まなくなることもあるので、食べ物からも鉄分を補うようにしましょう。
では鉄分が豊富な食べ物とは・・・
- 豚や牛などの赤身肉
- 鶏肉
- 魚(マグロやいわし、あじ)
- オートミール:鉄分、ビタミンB1豊富。お湯を注いで、電子レンジでふやかせばやわらかく、食べやすくなり朝食に最適。
- 鉄分強化シリアル:牛乳をかけて与えれば、同時にカルシウムもとれます。
- レバー:独特の臭みがあって下処理が手間ということなら鶏レバー粉としてドラックストアでも購入できるので、混ぜておやきとして与えるのもおすすめです。
- あさり:炊きこみ御飯などおすすめ。
1歳~2歳は避けた方がいい食べ物
- 砂糖や無カロリー甘味料を加えた食品(砂糖入り飲料やダイエット飲料を含む)
- 高ナトリウム食品(塩やしょうゆなどの調味料、ハムやベーコンやウインナーなど)
- 低温殺菌されていないジュース、牛乳、ヨーグルト、またはチーズ
- ホットドッグ、生野菜、ブドウ、ハードチーズ、ポップコーン、ナッツなど、窒息を引き起こす可能性のある食品
※ 新しい食べ物を試すときはアレルギー反応に注意してください。
1歳~2歳の食事の量
1日に3回の食事と2〜3回の間食。体が小さいので、一度に多くの食べ物を食べることができないので、栄養補食として間食(おやつ)を与えましょう。(例:おにぎり、芋、牛乳、ヨーグルト、バナナなど)
あとがき
今回は、1歳~2歳の食事の大切さ、食べさせたいものや食べさせてはいけないものについて紹介しました。
とはいえ、与えても食べてくれなかったなど苦い経験がみなさんもあると思います。そんなときも嫌いではないかと判断するのはまだ早いです。食べやすい大きさにカットしてみたり、好物の食べ物と一緒に混ぜて与えたりしてみましょう。また、好きなキャラクターのお皿やスプーンを使わせたりするのもお勧めです。そのほかにも成長とともに、歯もはえそろってくるので奥歯で噛みきりやすくなり、食べてくれることもあります。何日か置いて再度与えてみるのもいいと思います。
よかったら試してみてください。
そして最後にお願いです。
ブログとツイッターのフォローと応援(いいね!)もお願いします。