まえがき
ヨガのバランスポーズは体幹がないと維持することが難しいですが、初級ポーズも繰り返し行っているうちに長く維持することができてきます。そして体の使い方を覚えることで、より難しいポーズへの挑戦もすることができてくるのです。
今回は難易度を少しずつ上げてポーズを紹介していきますので、難しいなと思ったらその前までのポーズを繰り返して体幹トレーニングと体の使い方を工夫してみてください。
まずはじめに、5~10回のスーリヤ ナマスカール(太陽礼拝)でウォームアップしてください。次に、呼吸を整えて、現在の姿勢だけに集中するという意識で、次の7つのポーズに取り組みましょう。その際、深呼吸を忘れずに行い、各ポーズの注視点を探りながら、バランスを維持するように取り組みましょう。
サイドプランク アレンジ
このサイドプランクのアレンジ版は、完全なポーズほどの力を必要としません。逆に、下の脚のすねと足でバランスを取り、上の脚を持ち上げることにより、経験豊富なヨギでさえバランスを取るのが困難な要素が含まれています。
虎のポーズ
よつばいの姿勢から始めます。次に、反対側の腕と脚を伸ばして体幹強化エクササイズに変えます。そして手足をスイッチします。腰をそらしすぎると痛めてしまうので注意が必要です。
片手の虎のポーズ
よつばいの姿勢から、心を開くストレッチを取り入れて(背中を丸め、上げる手足を体の中心によせる)、虎のポーズまで手足を上げます。ここからは応用で、膝を曲げて足を返し、手で甲をキャッチします。無理はせずできるところまでにしましょう。
片手の虎のポーズは、丸まった背中を伸ばせますし、お尻や背中を引き締める効果があります。
手と足の親指のポーズ(ウッティタハスタパダンガスタサナ)
このポーズは、柔軟性トレーニングとバランストレーニングの優れた組み合わせがされています。
半月のポーズ(アルダチャンドラサナ)
片方の腰をもう一方の腰の上に重ね、肩も同様に重ねたこのポーズには、集中力、練習、忍耐が必要です。軽い心と無執着の意識で練習に取り組みましょう。
サトウキビの半月のポーズ(アルダ チャンドラ チャパサナ)
半月のポーズで数呼吸以上バランスをとることができた場合は、ポーズにサトウキビのバリエーションを取り入れましょう。これは、後屈を含む挑戦的なバランス ポーズです。ハーフムーンから入るには、上の腕を後ろに伸ばし、膝を曲げて足を折り返し、甲をキャッチしてバランスを保ちます。
胸と股関節の屈筋を開くのを助けます。
カラスのポーズ(カカーサナ)
カラスのポーズは、ほとんどのヨギが取り組みたいと思うアームバランスポーズの1つです。
手首が90度に曲がらないと難しいポーズなので、ポーズ前に手首の柔軟性をチェックしてください。
・手を付き、左右のかかと合わせてつま先立ちの状態で二の腕に膝を乗せて準備完了です。
・手のひら全体でマットを押し、前傾させながらかかとをお尻に近づけマットからつま先を離します。
あとがき
いかがでしたでしょうか。バランス力を鍛えることは普段の生活での怪我のリスクを下げることにも繋がります。始めるのに遅いということはありません。気がついたときが始めどきです。挑戦しましょう。
最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
そして最後にお願いです。
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