まえがき
不安やトラウマを抱えたペットがいますか？
世界的に有名な音楽療法士であり長年犬を飼う方の経験則では、ペットに安心感を与え、神経を落ち着かせる1つの方法は、マントラを唱えることだと言います。
彼女は10年間、ペンシルバニア州ラカワクセンの週末別荘とマンハッタンの自宅の間の長い通勤中に犬を落ち着かせるためにマントラのCDを使用してきました。ペットは通勤中に車酔いしたり、不安になったりすることがあると思います。彼女の愛犬は、車から飛び出すかのように飛び跳ねていたようです。そんなある日、彼女は友人が録音したマントラのCDをかけました。唱えると彼は落ち着くので、後部座席に座ってくつろぐことができたのです。すぐに、マントラを聞いて唱えることが、ペットとの通勤の中心的な要素になりました。
彼女は、サイレンや雷雨、てんかん発作の中でも子犬たちに歌を唱えてきました。そして2年前、タナーさんが肝臓がんで死にかけたとき、彼女はインドへの巡礼中に学んだサンスクリット語の恐怖のマントラを彼に歌ったりしました。
彼の恐怖心を少しでも取り除くためにマントラを歌いました。そしてそれは彼女に一晩中彼と一緒にいる強さを与えてくれました。家で彼の隣に座り、歌を歌ったり楽器を演奏したりして彼を慰めました。マントラは快適さ、安全、愛、そして恵みのゾーンを作り出すと思います。あなたの声やマントラのCDの音を通じて、その心地よい振動とエネルギーを吸収します。
マントラとは一体何か？
ヨガ学者の故ゲオルグ・フォイアシュタインによると、マントラとは「オーム、ハム、オーム ナマー シヴァーヤ」など、それを唱える人の心に変容をもたらす神聖な音やフレーズです。ベストセラーのマントラ歌手であるデヴァ・プレマルとミテンは、マントラを「私たち全員を繋ぐ神聖な音の癒しの公式」と表現しています。20年以上にわたり、彼らは世界中を旅して、あらゆる階層の人々にマントラの癒しの力を届けてきました。そして、彼らがその癒しの処方をペットに持ち帰るきっかけとなることもあります。
私たちは歌うたびに、深い癒しを経験します。そして動物も詠唱によって治癒できるのです。
動物のためのチャンティング 心を落ち着かせる効果
何年にもわたって、マントラが動物にどのような影響を与えるかを非常に多くの人々から受け取りました。たとえば、ある女性は、嵐の中、馬でいっぱいの納屋を落ち着かせるためにデーヴァ・プレマルの「オーム・シャンティ・オーム」を唱えました。別の女性は、猫の爪から救出した若い雀が、車で野生動物保護施設に向かう途中、カーステレオで流れていたガヤトリ・マントラのデュオの演奏に合わせて歌い始めたとき、唖然としたそうです。
また、心に傷を負い不安を抱えている救助犬との治療セッションの中心的な要素としてマントラ音楽を使用しているそうです。動物のためのマントラであるパシュパティマントラがあります。これには、失くしたもの（ペットを含む）を見つけるなど、特定の日常の目的のためのマントラが含まれています。多頭飼いの過程では、ピットブル、パピヨン、ダルメシオン、マルチーズなどの就寝時にリラックスできるように、このマントラ音楽を演奏しています。飼い主さんによると、音楽を使い始める前は、他の犬が眠りにつくと同時に数匹の犬が吠え始めたそうです。その後、さらに数頭が不協和音に加わり、数分以内にすべての犬が覚醒していました。しかし、マントラを流すだけで彼らは2分以内に眠ってしまいます。そして、彼らはそれに慣れてしまったと言います。
動物を慰め、落ち着かせたいと考えているペットの親へのアドバイスは、ペットに唱えて愛を示してください。マントラを唱えることで自分自身の中に平安を見つけるだけでなく、ペットが切望し、必要としている平和を見つける手助けもできるでしょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか。私も愛猫にストレスがかかるとき（例えば動物病院など）は、普段と同じテンションで声をかけたり、鼻歌を歌ったりしています。そうすることで猫も取り乱すことなく、家にいるときと同じように過ごすことができています。
この現象が不思議に思って調べてみると、ヨガのチャンティングが動物に有効というところにたどり着いて納得しました。ぜひ皆さんもペットがとてもストレスを感じていると思ったときはお試しください。
最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
最後にオススメアイテムや本のご紹介です。
・自分自身向上音楽：心地いいヨガ自然楽器サウンド・マインドフルネス深呼吸ヒーリングＢＧＭ
・マントラ・チャンティング集セット
・やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ
・マントラの秘密
そして最後にお願いです。
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