ヨガ

ヨガによる関節炎の緩和 可能性が確認されていますが決定的ではありません。

まえがき

今回はヨガによる健康改善の可能性が確認できている研究についてご紹介します。関節炎は病気によるものと加齢によるものがあり、どちらの対策にもなりますのでヨガをやらない手はないと考えています。

それでは詳しく見ていきましょう。

研究結果

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)での新しい研究では、アイアンガーヨガが関節リウマチ(RA)患者の症状を軽減するのに効果的である可能性があることが示されました。関節リウマチは女性が最も多く罹患する疾患であり、治療せずに放置すると関節や骨の劣化につながります。最初に発症すると、ほとんどの人が疲労、こわばり、関節痛、場合によってはインフルエンザの症状を経験します。悪化すると、関節がひどい状態にまで悪化することがあります。

RAは、磨耗による関節の悪化である変形性関節症とは異なり、全身に影響を与える自己免疫疾患であるため、治療が特に難しいタイプの関節炎です。関節を安定させるのに役立つため、関節リウマチに対して運動が処方されることがよくあります。しかし、ヨガが関節リウマチに及ぼす影響については、これまでほとんど研究がなかった。

この最新の研究では、関節リウマチの女性11人にアイアンガーヨガのクラスを提供し、15人の女性からなる対照群には6週間の研究期間中通常の生活を続けさせた。UCLAの疼痛研究者であるクリスティン・ラング氏によると、その結果、ヨガ実践者たちは一般的な健康状態、活力など、いくつかの分野で改善がみられた一方、対照群は変化がなかったという。

しかし、ヨガ実践者たちは痛みのレベルの違いは報告しておらず、痛みに対処する能力だけが報告されています。しかし、ヨガが痛みを和らげることができるかどうかを明確に判断するには、6週間はおそらく十分な長さではないということも判明した。そして、ほとんどの痛み専門の医師が言うように、痛みにうまく対処できるということは、ストレスが少ないことを意味します。ストレスが少ないということは、体内の筋肉の緊張とコルチゾールが少ないことを意味し、多くの場合、自然に実際の痛みが軽減されます。データがより決定的になるまで研究が続けられることを願っています。

あとがき

いかがでしたでしょうか。タイトルの通りで可能性が確認されているだけで、決定的な根拠の特定まではできていません。しかし、この結果からわかることとしては「適度な運動はカラダを良い状態に保つことができる」ということです。

そしてなにより、運動による心のリフレッシュと満足度がもたらす生活の質の向上は、なにものにも代えがたいことです。やり方さえ分かれば、基本的にタダでできることなので、その点においても運動は優秀ですよね。簡単なものから始めてみてくださいね。ヨガはとてもおすすめですよ。

だらしないカラダを引き締めろ 美尻はちょっとした努力で手に入る ヨガのシークエンス
股関節屈筋を引き締めるための8つのセルフボディワークエクササイズ
鳩のポーズの代わりに試す6つのディープヒップオープナー ヨガのシークエンス
膝と股関節炎のための6つのヨガのポーズ ヨガのシークエンス
ヨガのリラックスポーズがうまくできないって そのお悩み解決します

最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

そして最後にお願いです。
ブログとツイッターのフォローと応援(いいね!)もお願いします。
記事の拡散もしていただけると嬉しいです。

-ヨガ

© 2025 ラジョガblog Powered by AFFINGER5