イントロ
やる気のコントロールは心理学知識を用いれば楽勝です。
— S.A.-Kakeru (@SA_KKR_0531) January 23, 2021
今回は「アメとムチ」を使います。
目標・目的を達成したら「ご褒美」がもらえ、やってはいけないことをしてしまったら「罰」が与えられるようにするだけでいいのです。
行動を増やす・減らすときのやる気を上げてくれます。#ラジョガブログ
今回はこのツイートについて解説します。
方法は簡単で、目標・目的を達成したら「ご褒美」がもらえ、やってはいけないことをしてしまったら「罰」が与えられるようにするのです。いわゆる「アメとムチ」ですが、心理学研究の結果も出ており、非常に効果の期待できる方法になります。
それでは詳しく見ていきましょう。
研究内容
アメリカの病院では、医者や看護師などの医療従事者が手を洗わないことが問題になっていました。
そのため、手を洗わない者に対して「罰(罰金)」を与えることにしたのです。しかし、カメラで監視されているにも関わらず、効果はありませんでした。
次の方法に切り替えて再度効果の検証を行います。手を洗った場合、眼の前にある電光掲示板に「Good job!」と表示がされる方法です。すると、この小さな「ご褒美」で、手洗い状況が一変したというのです。
つまり、「手洗い」という行動を増やすことには「ご褒美」が大切だということです。
逆のパターンを考えよう
今度は行動を減らすことを考えてみましょう。例えば間食や喫煙をやめたいとしたとします。その場合の「ご褒美」はなんですか?もちろん、間食と喫煙ですよね!これでは本末転倒です。
そのため、逆パターンでは「罰」が必要になります。例えば、間食・喫煙をしてしまった場合、「それ相当(この場合は500円くらい)を募金する」とすればよいのです。500円あればランチが食べれてしまう金額なので非常に大きい痛手になります。そのことがわかっていれば、行動・衝動を抑えることができるのです。
まとめ
まとめると、行動を増やすときは「ご褒美」を、行動を減らすときは「罰」を設定すればよいということです。
この「ご褒美と罰」は大きすぎると効果が微妙になります。転職に成功したけど新作映画1本とか、間食・喫煙したら次月のお小遣い-5,000円とかは、逆にやる気を下げてしまうので注意が必要です。
アウトロ
今回はこんな感じで、やる気を上げる方法をご紹介しました。そもそもやる気がゼロ、つまり無気力からやる気を出すときの方法は過去記事を参考にしてください。【やる気が出ない無気力からの脱出】
やる気のコントロールは以外に簡単です。このテクニックを身に着けてよりやる気に満ちた生活を過ごしていきたいものですね!
最後にお願いです。
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