イントロ
あなたが運だと思っているそれ、実はコントロールが可能です。
— S.A.-Kakeru (@SA_KKR_0531) January 29, 2021
根底にあるのは、あなたの日々の努力になります。
努力したことが忘れた頃に帰ってくるので「ラッキー」となります。
ちなみにゲームや勝負における運はコントロールできません。可不可を理解してムダを省きましょう!#ラジョガブログ
今回はこのツイートについて解説します。
一般的な運についてはコントロールが可能です。例えば、「朝早くに目覚めたのに頭がさえていたのでブログ記事を一本書いてから出社し、途中でランチ用のお弁当を買ったらたまたまセット割で安く買えて、オフィスに着いたら企画書が採用されたことを伝えられた」なんてことが起きたとしましょう。
これら一連の良いことから「波に乗っているな!」とか「ツキが回ってきた!」と思うのではないでしょうか。また、別の世界で例えば、賭け事などの勝負で連勝することで、「波に乗っている、ツキが来ている」と思うのではないでしょうか。
前者はコントロールできます。後者は希望という感情バイアスで根拠はありません。
それでは詳しく見てみましょう。
ホットハンド現象について
まず先に、勝負時の感情バイアスによる「波やツキ」を感じてしまうことを「ホットハンド現象」といいますが、そのカラクリをご紹介します。
これはカジノで勝負をしている人を対象にして調査をした結果です。勝ちが続いている人を外から見ていると、勝ちの回数を重ねるごとに賭け金が少なくなっていたというのです。つまり、負けの損失を恐れて安全な賭け方になっているのです。すると手持ちのお金の増減が少なくなる結果として、勝ちが続いているように感じます。
ちなみに、負けが続くと「損失を補填しよう」という心理が働き、リスクの高い危険な賭け方に出てしまいます。するとやはり負けが続き、ツキが無かったと感じます。
そもそもギャンブルは勝つ人と負ける人の比率が大体決まっていて、そこには運は関係がありません。勝てる人というのは、効率的な賭け方を知っていてそれを実践しているだけなのです。
コントロールできる運とは
話をもとに戻しましょう。
一般的なコントロール可能な運として例に出した「朝早くに目覚めたのに頭がさえていたのでブログ記事を1本書いてから出社し、途中でランチ用のお弁当を買ったらたまたまセット割で安く買えて、オフィスに着いたら企画書が採用されたことを伝えられた」ですが、ひとつずつ分解して行きましょう。
まず「朝早く目が覚めて頭がさえていた」ですが、あなたが睡眠の質を改善するために寝具や時間の見直しをしたためです。続いて、「ブログ記事を1本書いてから」は継続して執筆しているため、効率化して時短を図れるようになっているのです。
通勤途中の「お弁当がセットで安く買えた」は事前に調査をしていたので、朝の通勤ルートを無意識に選択していたのです。最後の「企画書が採用されていた」のは、あなたの日々の努力が実ったのです。
つまり、あなたが運だと思っていたことは日々の努力の成果なので、コントロールは自在にできると言うことです。
アウトロ
今回はこんな感じで、コントロールできる運とできない運についてお話しました。
ポイントはコントロールできるものはすべてあなたの行動の成果です。それを踏まえて行動することで、あなたのパフォーマンスを最大限引き出し、今後も前進・成長を続けていくことができます。
最後にオススメ書籍のご紹介です。
・運は操れる
・「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール
そして最後にお願いです。
ブログとツイッターのフォローと応援(いいね!)もお願いします。