イントロ
人間として暮らしを送る上で、ある程度の年齢を超えると結婚というワードが浮かび上がる。そしてそれが重荷になって潰れていく人もいる。
今回はもとより結婚する気のない筆者だが、改めてなぜそのように考えるのかについて考えて見たのでその内容について共有したいと思う。そして、悩んで仕方ない人たちの励みや応援メッセージとなれれば幸いだ。それでは最後まで御覧ください。
そもそも結婚とは何か?
まずはここからはじまるが、結婚とは人類の存在の証として子孫を残すために必要な制約という感じではないかと捉えている。男女はペアにならなければ子孫を残すことはできないが、誰とでもできてしまっては争いのもとになる。そのため、ひと組のペアでのみ許された行為であると取り決められているのだ。
子孫を残すこと以外にも効果はあるだろう。それは「寂しさや悲しさ・不安の解消」だ。人間は感情を感じることができ、それは「喜怒哀楽」という言葉でまとめられている。ここでは「哀」つまり悲しみについてだが、人間は時間を持て余すと無駄な思考により悲しみや不安を感じる。そして、行くところまで行くとそれが原因でメンタルに異常をきたしてしまうのだ。
つまり、「結婚の理由は何ですか?」と聞いて、「子供が」とか「寂しさを解消するため」とかが多いのは人間としての恩恵と構造の欠陥のためにその決断をした人たちの嘆きであると結論づけた。
結婚に急いだ人の末路
飢餓や紛争に苦しむことなく生活できる日本でも、離婚をする人の割合は3組に1組と言われている。そして、そのとき子供がいたら最悪だ。親権は母親に取られ子供の養育費を自立するまでの間、払い続けなければならない。たとえ子供がいなくても、慰謝料を請求されたら莫大なお金を溝に捨てることになる。
つまり、結婚という感情の高まりの勢いで決めてしまうような成約にしては、その制約を解除するペナルティは非常に大きくリスクでしかないと言うことだ。
安泰のように思えるが実は…
結婚をして安泰な暮らしを手に入れていると傍から見えても、内情はそうではないのが一般的だ。パートナーや子供ができれば、ともに生き子供を養う責任を追うことになる。するとこれまで自由に使えていたお金と時間をすべて捧げることになるのだ。
つまり夫婦共にであるが、自己犠牲の精神で成り立っているのが結婚なのである。
結婚は足かせ
前章の内容つまり「自己犠牲」もそうであるが、結婚をすると行動や選択に制限がかかることから、筆者は「結婚は足かせ」と表現する。犯罪を犯せば刑務所に入り檻の中で生活を送ることになる。結婚もこれと同様で世帯を持てば、一生養うという見えない責務を背負い込むのである。
メリットはないの?
これまでデメリットばかり並べてきたが、メリットはあるのだろうか。
人によって感じ方は違ってくるが、暇を持て余している人にとっては家族に時間を捧げることに苦を感じないものもいるだろう。また、子供の日々の成長を感じることで精神を安定させることもできる。
メンヘラの解消には根性論は通じないのは周知の事実であり、メンタルが不安定になりがちな社長職の精神安定剤が筋トレであるということからもおわかりいただけるだろう。つまり、子供成長を感じながら生活を送ることで精神を安定させ、幸せを感じることができる人もいるのだ。
さて、筆者は…
表題にも書いているが、「私は結婚しない」という選択をしている。(もしかしたら「結婚できない」のかもしれれないが!)
なぜなら、挑戦にフルコミットしているのに、それを邪魔するような無駄なことに時間もお金もつぎ込めないためだ。たとえ成功して時間もお金も余裕ができたとしても、結婚はしない。なぜなら行動に成約がかかることや万が一のとき身内に手が伸びるというリスクということを背負いたくないからだ。
ちなみにシングルでいることには非常にメリットがある。人間の3大欲求である「睡眠・食事・性」がすべて満足できるからである。「睡眠」は非常に重要なので毎日7~8時間取り、疲れを癒やしてメンタルを整えることに成功している。
「食事」は若い頃は適当でも問題はないが、将来を考えると健康的なものを摂りたい。時間がある日は自炊で好きなものを作って食べるが、現在は健康的な食事を提供するお店が多いので、外食で済ませることも可能だ。
「性」こそシングルのメリットでしかない。特定のパートナーに縛られることなく自由に行うことができるし、プロという選択肢もある。ここを捨てられずにシングルを貫いている人も多くいるので、やはり性の問題は人間として大切なことなのである。
アウトロ
今回はこんな感じで「結婚観」について改めて本気出して考えて、自分の内面を観察してみた。困難な状況が1年以上も続いているが、考えは変わっていないことからこれが私の中での正解であると実感している。
今の所、親兄弟からは何も言われていないので気楽なものだが、何かを言ってきても今回の考えをもとに論破して行こうと決めている。
今回の記事が同じことで苦しんでいる人の参考になれば幸いです。
ここまで読んでも結婚したいという方には次の書籍を読んでみることをおすすめします。結婚はリスクでしかありませんね〜
・結婚滅亡 ~「オワ婚時代」のしあわせのカタチ~
・実子誘拐 - 「子供の連れ去り問題」――日本は世界から拉致大国と呼ばれている - (ワニプラス)
・結婚生活に違和感を持ったら読む本:夫婦円満のために私は「期待しない」
・夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現
そして最後にお願いです。
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