まえがき
前回の続きになります。素人でアフィ収入を得たい人にとってどのように記事を書けばいいのかわからない人にとっては未経験可という募集はありがたいと思います。それに数回あいのりすることは筆者も否定はしません。しかし、それにのり続けてしまうのはどうでしょうか。搾取されるばかりで一生労働者のままですね。
今回は、募集の際にあえて嫌われる行動を取ったとき、相手側がどのような心境になるのかを経験を含めてお話していきたいと思います。
嫌われる行動
はじめに断っておきたいが、今回のことはパートナー関係ができる前までに行ったことです。パートナー関係が成立してからは取り決めに沿って納品・精査を行うことが社会人として必要であるとお伝えしておきます。
-ケース1-
多ジャンル商品紹介系のライター募集の際には、応募者がどのような分野に興味があるか(精通しているか)をよく聞かれます。この際、「デジタルガジェット」とか「化粧品」などピンポイントで絞っていくつか候補を上げてくれればいいのですが、「スマホ・PC全般」とか「アニメ・映画」などではざっくり過ぎてどのような課題を与えてよいか「考え、質問し、課題を渡す」という手間がかかります。
このような手間にさく時間をかけずに課題を渡してテスト記事を書いてもらうと、応募者側は「思っていたやりたいことと違うな。なぜこんなことをしなければならないのか。」と思うことが多々発生します。また、募集者側は「成果物はこんなものか。これなら他に任せよう。」となり、ミスマッチの原因になります。
-ケース2-
応募フォームの質問で、「どの分野に興味があり最近購入してよかったものは何ですか。5つほどお聞かせ下さい。」ということもあります。この場合、レスポンススピードや商品パターン・商品点数ということについて見られます。募集者としては、好きなことについての質問だから「すぐに回答が来て当たり前。組んだときのレスポンスはどうだろうか?」「商品カバー範囲が狭いとリピート率が低いのでは?」「商品点数が少ないと、これまたリピート率が低いのでは?」というふうに思われてしまう。
つまり、応募してきたときからパートナーを組んだときのことを考えており、やり取りの中で少しでも疑問・懸念点が生まれれば、即切ることを考えてしまいます。これはある意味効率的で、「期限よりも前に高品質の成果を得られ、それが長期間・安定していれば自身の収益が高まるから」ということである。
応募者の心境は‥
念のため、こちら側の心理も記載しておこう。
ケース1の場合、興味がある対象についてどこまで詳しく書けばよいのかわからないので、ザックリした書き方をしていることもあるだろう。また、本当にその内容の通りの場合もある。例えば映画なら、鑑賞した映画の感想(レビュー)もできるし、役者のことに詳しいとか、裏方例えば監督などの撮影スタッフや原作者のことまでわかるといった具合だ。
ケース2の場合で特に未経験の場合は次のように考えるだろう。「この質問の回答次第で今後納品する題材が決まるな。じっくり考えよう」と時間をかけて充実した内容にしてしまいがちだ。また、思いついた順に書いていくので5個はあっという間に終わるだろうが、似たりよったりのものを書き続けることになる。
こんなことでは双方意見の相違が発生していまい、それぞれが機会損失をしてしまいます。これを防ぐために応募者から歩み寄った場合、募集者は「そこまで聞かなくてはわからないのか、この方と組んだら毎回質問攻めにあい大変だろう」と容易に想像できる。そのため、これを防ぐには募集者が歩み寄る必要があるのですが‥ 正直そこまでできる人ではないのが現実ですね。
あとがき
今回はこんな感じで、前回の続きとして人間性の部分を考察した結果をまとめてみました。ライター募集は互いに顔をあわせずに在宅で仕事ができる反面、相手の気持ちまで探ろうという心持ちの人でなければ継続して成功できないということを両者の立ち位置での解説でした。
どの仕事や生活の中でも、相手への謙虚さ・敬意を失った時点で関係は崩壊し、利己的だとか軟弱者だと揶揄されるだろう。その最たる権化がサラリーマンという働き方。嗚呼、脱サラしてよかった‼
最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
そして最後にお願いです。
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