完ミ(完全ミルク)のここが難点
・作るのに手間、時間がかかる
粉ミルクを測り、お湯を規定量いれて、冷ます。この一連の作業に時間がかかり赤ちゃんを待たせてしまいます。
・ミルクを作る際に哺乳瓶やお湯など必要な為、外出時は荷物が多くなる。
・赤ちゃんが太りやすい
母乳は赤ちゃんの成長に合わせて成分や量が変化するのに対し、ミルクの栄養分や出る量は一定です。ママがまだお腹空かせてるかなと思って与えすぎてしまったり、哺乳瓶の乳首は母乳とくらべて吸いやすくなっているので、赤ちゃんも飲みすぎてしまいます。結果として太りやすいと言われています。
完ミ(完全ミルク)の注意すべきこと
・決められた分量のお湯で作る、多すぎても少なすぎても×
お湯の量が規定より多く、ミルクが薄くなるとウンチがやわらかく下痢になりやすい。逆にお湯の量が規定より少なく、ミルクが濃くなると便秘になりやすい。体調に影響するので、規定量のお湯で調乳してください。
・赤ちゃんが飲み残したミルクは廃棄する
雑菌が入るので、飲み残したから残しておくことはしないでください。
・ミルクを作る場合は、70度以上のお湯で調乳し、人肌程度(36~40度)に冷ましてから与える
沸騰したお湯で調乳しても良いです。雑菌が死滅するので70度以上で調乳してください。
・冷めたからといって電子レンジで温めはしない
・哺乳瓶でミルクを与えるのは、生後3か月までには行う
生後3か月すぎると、味覚が発達し、母乳と違う味の飲み物を異物だと認識し、飲まなくなる可能性があります。また母乳は舌で圧迫し、絞って飲むのに対し、哺乳瓶は吸って飲まなければならないため、吸い方の違いに赤ちゃんが戸惑い、嫌がる事があります。