離乳食を与える時に注意すること
・はじめての食材を与える時はスプーンひとさじずつ
食べ物アレルギーがあるかもしれないので、はじめてあげる食材はスプーンひとさじが良いです。症状がでるタイミングは、30分ででるときもあれば、2~5時間かかるときもあるそうです。かかりつけ病院の診療時間を確認の上、平日の午前中にはじめての食材は試すのが良いです。
・食べ残りは残さず捨てる
雑菌が増殖するので、口につけたスプーンでさわった食材の残りは廃棄しましょう。
・離乳の開始前に果汁やイオン飲料を与えない。
昔は離乳食のはじめに果汁をあげるなど聞いたことがありますが、栄養医学的に意義は認められていません。国のガイドラインに記載されています。
離乳食初期(ゴックン期)に何を食べさせればいいの? 固さ・量・回数はどれくらい?
・食材の固さ
ヨーグルトくらいなめらかにすりつぶしたもの
・食材の量
まずは消化の良いおかゆを1さじずつ、慣れてきたらおかゆ+野菜を1さじ、タンパク質などの白身魚や豆腐は離乳食開始し1カ月をすぎてから1さじずつ与えるようにしましょう。卵を与えても良いですが、卵アレルギーの可能性もある為、固ゆでした卵黄から少量与えるようにしましょう。
主食の例: 米、うどん、食パン
野菜の例: ほうれん草、にんじん、じゃがいも、大根、トマトなど
白身魚の例: たら、ひらめ、かれい
果物の例: バナナ、いちご、りんご
・回数と与える時間帯
1日1回にしましょう。特に時間帯に指定はありませんが、個人的には機嫌が良い時が多い午前中がおすすめです。昼や夜だと眠くて機嫌が悪い時も多いからです。またアレルギーなど体調に異変があっても午前中なら診療時間内の小児科が多いのもおすすめ理由です。