まえがき
腰痛持ちの方は多いのではないでしょうか? そういう私もそんなひとりでした。しかしヨガに出会い、状況がガラリと変わったのです。数あるポーズの中でも腰痛に効くものを紹介していきます。
ヨガのこのポーズは、外側の腰、特に坐骨神経痛の主な原因となることが多い梨状筋を強力に伸ばします。アグニは、サンスクリット語で「火」、古代インド神話ヴェーダでは「火の神」であり、「台所の神」「カマドの神」だと言われています。
ファイヤーログポーズの説明
ステップ1
厚く折りたたんだ毛布の端に座り、膝を曲げ、足を床につけます。肩を軽くすくめ、上腕骨の頭を強く後ろに回し、肩甲骨の下端を背中に押し付けます。
ステップ2
左足を右足の下、右腰の外側に滑り込ませ、外側の脚を床に置きます。次に、右足を左脚の上に重ねます。右足首が左膝の外側にあることを確認します。足の裏が床に対して垂直になるようにします。
ステップ3
股関節に柔軟性がある場合は、左のすねを右のすねの真下にスライドさせて難易度を上げることができます。そうでない場合は、左のかかとを右の股関節の横に置きます。股関節が硬い場合は、足首を外側の膝に持っていくのが難しかったり、不快だったりすることがあります。その場合は、すねを交差させてスカーサナ(イージー ポーズ)で座るだけです。
ステップ4
かかとを押して、つま先を広げます。前胴体を長く保ち、息を吐きながら股間から前に折り曲げます。お腹から前に丸まらないように注意します。恥骨とへその間のスペースを長く保ちます。すねの前で手を床に置きます。
ステップ5
息を吸うときに、胴体がわずかに上がるのを感じます。胴体が上がると、恥骨から胸骨まで伸びます。次に息を吐くときに、さらに深く折り曲げます。
ステップ6
1 分以上保持します。息を吸いながら上半身をまっすぐに伸ばし、脚を組んでポーズを終了します。左脚を上にして同じ時間繰り返します。
調整のヒントです。股関節を解放するには、前かがみになる前に、股関節の折り目で太ももをつかみ、力強く外側(または横)に回転させます。